四国の山　赤星山

赤星山（あかぼしやま・1453ｍ）は法皇山脈東部に位置し、伊予小富士とも呼ばれる美しい山で、川之江あたりから見ると、どっしりした構えの山です。夏場には、さそり座のアルファ星アンタレス（赤星）がこの山の上に輝くことからこの山の名前が付いた説などがある。この山はJR伊予土居駅から登ると標高差1400ｍ以上あり、かなりの長丁場になるが、今回は車で林道終点まで行ったものの、それほど距離が長いわけでもなく、それでも1100ｍはありますから急登が待っています。この北側のコースは皇子渓谷沿いに進み、滝を見ながらのコースですが、南側の中尾からだともっと短縮できるようです。春はカタクリなどの花が見られます。頂上からは隣の二ツ岳や赤石連峰が見え、各々、大きな山が伺えます。
9月とは言え、まだまだ暑く、急登はこたえる山でしたが、頂上にはゆりが咲き、秋を忍ばせます。