昭和の森から難所ヶ滝を経て宝満山へ

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投稿者
酒井 健
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日程
2014年01月21日 (火)~
メンバー
天候
コースタイム
障子岳バス停(15分)河原谷入口(20分)一本松公園河原谷の大つらら分岐(20分)うさぎ道への分岐(25分)難所ヶ滝(20分)河原谷のコル(10分)仏頂山(10分)宝満山(20分)中宮跡(35分)一の鳥居(25分)竃門神社
コース状況
道の表面を雪が薄らと覆っている状態でうさぎ道への分岐まではアイゼン無くても歩けます。難所ヶ滝に上がる前に装着した方が安全。道が雪が覆われているため赤テープを確認して下さい。河原谷のコルまでは急登になります。アイゼン必要です。宝満山からの下りはアイゼン無い方が歩きやすいかも知れませんが滑りやすい状態なので慎重に下ってください。
難易度
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感想コメント

自宅を出た瞬間、空気がとても冷たく感じた。それもそのはず、外は雪。だからこそ期待が膨らみますね。街がこれだけ寒ければ山はもっと寒いはず。そしてこの寒さが今日の目的地には必要不可欠。そうこの時期の風物詩「難所ヶ滝」へ行くのだから。ふふふっ。早速電車に乗り込み宇美駅へ向かう。駅に着くとここでもしっかり雪が降っているのでザックカバーを装着してバス停へ・・・あれ?時計を確認し、再び時刻表へ目を向ける。なるほどね。次のバスは11時台か。そして今は9時30分。どうやらやっちまったらしいな。これだけの情報化社会にも関わらずノープランで行動した私は出鼻をくじき、障子岳バス停までタクシーを利用する羽目になったのでした。(平日9時台は13分です。ちなみにタクシーは障子岳バス停まで1050円でした。皆さんは計画的に。)

障子岳バス停から40分ほど車道を歩き、ようやく登山道になる。しかしよく降るな。薄く雪を被った登山道はアイゼンはいらないまでも足の置き方一つで滑りやすい状況を作り出している。雪は降っているものの気温がそんなに低くなく、「うさぎ道への分岐」に着いたときには中のフリースを脱ぐほど熱くなっていた。ついでにここで6本爪アイゼン装着。正直なところちょっと歩きにくいが、難所ヶ滝の手前に来ると安心します。何故かって?距離は短いが急登なんです。ちなみにロープあります。必要な方は使いましょう。私もありがたくロープの助けをかり、同時に爪を刺して一歩一歩登ります。そして今回の目的地「難所ヶ滝」に到着。まだ少し細い感じはあったけどしっかりと凍っていました。近くで見るとやっぱり迫力がありますね。写真とは違います。変わらず雪は降り続いているし曇ってもいたけど、不思議と見とれますねぇ。写真を撮り、嫁にメールを送り終わったと同時にブルルルルと震えた。もう返信?いや違う。震えたのは携帯ではなく体だ。寒い。止まると一気に冷える。しかもフリースを脱いでいるのでより寒い。さて、このくらいにして宝満山へ向かおう。また来るよ。

分岐に戻り、まずは「河原谷のコル」に向かう。ここはこのコース一番の急登です。ここでもしっかり爪を刺して登ります。全体的に雪が付くと同じような景色になりコースが分かりにくくなるのでご注意を。滑りたくないから足元ばかり見てしまうが、しっかり赤テープを確認しながら登ります。体の冷えもなくなり適度に温まってきたころに尾根に出ました。「河原谷のコル」を右に向かい、緩やかな道を登ると「仏頂山山頂」に到着。お地蔵さまに手を合わせます。こんにちは。
さらに尾根を進み、鎖を使って上がっていくと「宝満山山頂」に到着。時間的にもここで楽しいランチタイム~。・・・のはずが相変わらずの雪に加え風も強い。本来ならばモノともしないが(本当です)、今日の所は勘弁してやろう的上から目線でそそくさと下ることに。俺のお昼ぅ~。しくしく。

宝満山の正面登山道は石段が多い道です。凍っていれば別ですが、雪の状態だとかえって6本爪のアイゼンが歩きにくくてしょうがない。安定したところで外して、下山再開。慎重に足場を確認しながら体重をかけていきます。「一の鳥居」に着いたときに日が射した。おっ晴れた・・と思いきや、急にポタポタと降ってくる。雨?しかし空からは雪。これは日が射したおかげで葉っぱに積もった雪が一斉に溶けたのだ。晴れているのに雪と雫が降ってくるという何とも形容しがたい状況のなかを下り、ようやく竃門神社に到着しました。お疲れ様でした。

フォトギャラリー

スタートの障子岳バス停

車道を歩くこと約40分

雪化粧1

雪化粧2

あと少し

難所ケ滝 その1

難所ケ滝 その2

尾根までの登り

分岐

これを登ったら、、、

仏頂山

鎖を登って、、、

さらにロープで登って

宝満山山頂に到着

下りは慎重に

この橋滑ります

雪だるさんも休憩

一の鳥居

雪化粧その3

降り続く雪

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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