雪山セルフレスキュー講習

白馬にて雪山セルフレスキュー講習です！

まずはビーコン捜索方法。３ｍ以内に近付いたらビーコンを雪面に近づけ、クロス法。

実際に雪崩が起こってからの行動も学びました。自分たちの安全確保も忘れずに。リーダーが臨機応変に役割りを決めます。

クロス法で特定を進める中、周りで邪魔をしないように斜めからプローブをさして埋没者をさがします。

掘り起こしたあとの搬出。どこを怪我しているかわからないこともあるそうです。ただ二次雪崩に合わないためにも、急いでセーフティポイントに運ぶのも大切。

ショベルでの掘り起こしはチームワークが大切。仲間だけではなく、埋没者に大きく声をかけながら雪をかき分けます。

もし埋没者がビーコンを持っていない場合には、プローブ・ラインを構成し広範囲を捜索することになります。

２日目はスキー場のそばですが入山し、実際に地形をみながら雪崩のリスクを考えました。あいにくの雪で真っ白。

風紋から風向きをよみます。ギザギザと山になっている方から風が吹いています。

上部の雪庇。ここを通過するときのリスク、行動パターンなど話しあいます。

今回は15ｍ間隔で通過。前後の人は仲間が通過するのを上部も目視しつつみていました。もし、雪崩に巻き込まれたらどの方向に流されるか仲間が確認しておかなければなりま

次はここのトラバース。三日月地形はくぼんだ所で雪崩にあいやすい。植生や地形も判断材料にします。

積雪評価。圧雪されていない場所でおこないます。

３パターンの方法を勉強。

バーブテスト。ショベルにのせた雪をブレードごとたたき、雪の層がずれるか確認。この写真は浅いところでずれてきてます。

スノーソーで切り込みをいれます。

コンプレッションテスト。手首・ひじ・肩と叩く振りを大きくしていきます。どの振りで何回で変化があったか観察します。

ショベルシアーテスト。新雪層でズルッと雪が滑り落ちました。

積雪評価をする際は、ブレードの幅が細い方がおすすめのようです。

２日間の研修メンバー。今後もこのような場を設けて勉強していきたいです。