山の辞典 : か行

角閃石(かくせんせき)

数千万年という長い時間、地下深くで極めてゆっくりと冷え結晶化した花崗閃緑岩などの深成岩や火山マグマが地殻を上昇しながら冷えた安山岩などの火成岩を構成する造岩鉱物のひとつ。カルシウム、ナトリウム、アルミニウムを含むケイ酸塩鉱物で、色や透明度が宝石質のものや石綿(アスベスト)など様々な種類がある。