山の辞典 : か行

笠雲(かさぐも)

山の頂に笠のようにかかる雲。山腹を這い昇る気流によって生じるため、笠雲がひと所に留まって見える。連続して下降、上昇が繰り返すと山の頂や山陵から離れた位置に連続して生じることもある。富士山の笠雲が有名。悪天候の前兆気象現象のひとつ。