塩見岳・鳥倉ルートの様子
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年03月24日 (月)~2014年03月24日 (月)
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 鳥倉林道冬季ゲート→(210分)→鳥倉(豊口)登山口→(180分)→豊口山間のコル→(60分)→撤退地点→(70分)→登山口→(200分)→冬季ゲート
- コース状況
- ・冬季ゲートから鳥倉(豊口)登山口までの林道(約10キロ)
行程の約5割は積雪があります。雪解けが中途半端なため、かなり手こずります。
・登山口から豊口山間のコル
南斜面はかなり雪解けしていますが、ワカン・スノーシュー必須です。
豊口山間のコルから先、北斜面のトラバース道は完全に雪に埋もれていました。
- 難易度
感想コメント
やっぱり遠かった塩見岳への道…。
2泊3日で計画していましたが、やはり単独行でこの日数なら、もう少し雪解けが進んだ時期にすべきだと痛感しました。
まず鳥倉林道が猛烈に長い!そして雪解が中途半端なためスノーシューを履くに履けず、かなりの時間ロスとなりました。日差しも強く体力もかなり消耗しました。
登山道からはスノーシューを装着してのラッセルが続きます。基本的に夏道通りなので大きく迷うことはほぼありませんがそれでも木々が邪魔をして思うように進めず2時間ほどラッセルして、ようやく豊口山分岐に続く尾根道に到達できました。ここから北斜面のトラバース道を行くのが夏道ルートですが、雪に埋もれ、かなりな急斜面となっており、ツボ足で安全を確保しながらの前進では本日中の三伏峠到達はほぼ無理と判断し撤退しました。
なんとか日暮れ前に登山口に下山、肩に食い込む装備一式に耐えながらヘッドランプの明かりを頼りに足場の悪い林道を3時間かけて引き返しました。まさしく苦行…。
しかし南アルプスはやっぱりでっかい!それだけに挑戦しがいのある山だと思いました。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。