登山学校特別イベント「KIKIさんと登る開聞岳」
- 投稿者
- 秋山 克史
- 日程
- 2014年08月24日 (日)~2014年08月24日 (日)
- メンバー
- 荻野ガイド、秋山(マルヤガーデンズ鹿児島店)と参加者の皆様!
- 天候
- ☼/☁ 晴れときどき曇り
- コースタイム
- 2合目登山口(60分)5合目展望台(120分)山頂(140分)登山口
- コース状況
- 7~9月はかなりの暑さと湿気を覚悟しないといけません。
とにかく水分補給と熱中症予防をぬかりなく。
道は一本道、7合目以降は岩場に注意です。
- 難易度
感想コメント
今回の登山学校は特別イベント。
ゲストにKIKIさんを迎え、薩摩富士こと開聞岳に登りました。
先週より雨が続いていた鹿児島ですが、当日は朝からいい天気…いやいや、かえって心配なくらいの眩しい陽射しが。
これは熱い一日になりそうだ。
■集合
朝から元気な参加者の皆さん。鹿児島、宮崎、遠方はなんと京都から!!日本各地からこの南の地へ集まってくださいました。さらに当日は好日山荘のおとな女子登山部も駆けつけ、早くも賑わいは最高潮に。その陰で初めての大人数での登山を前に、ひとり武者震いする僕の姿は、悠然と佇む開聞岳を前に霞んでいたに違いない。トイレと水分補給を済ませたら、さぁいよいよ出発です!
■2合目(登山口)
ここから本格的な登山道となります。他にもいくつかの団体が続々と足を踏み入れていきます。中には掛け声で士気を高める団体もある中、我が隊は無言でin (笑)。あえての冷静なスタートに成功?しました。
■3合目
森の中をゆっくりと足を進めてゆく。ジリジリと気温が上昇していくのがわかる。ほぼ海抜0mから、924mまでを一気に駆け上がる開聞岳。気温と湿気が徐々に体力を奪っていきます。唯一の救いは後方からの笑い声。みなさん元気について来てくれている様子でした。
■5合目
突然視界が開け、展望台の5合目に到着。視界は東側に開け、長崎鼻という岬が見えました。ここからぐるっと南側へ回り山頂を目指します。ここで再度水分補給のチェック。大量の汗で想像以上に水分は失われています。
■7合目
暑い。こんなに暑い中での登山はしばらく経験がありません。
だからこそ、一瞬吹き抜ける風がただただありがたい。そして、その度に前後の仲間と会話が弾み、笑顔がこぼれる。汗も、風のひと吹きも分かち合えるのは、仲間と登る山の醍醐味ですね。
■9合目
樹高が低くなり、西側の枕崎海岸が見えると、先頭から順番に歓声が上がりました。山頂を前に先を急ぎたいところだけど、この絶景ではしょうがないですね!でも、キリのいいところで頼みますよ!?(笑)
■山頂!
最後の岩場をくぐると、賑やかな声が近づいて、パッと視界が開けました。標高924m、開聞岳山頂に到着です。
こんな暑い日にも関わらず、山頂でも多くの笑顔に迎えられました。ざっと20人はいたでしょうか。つくづく、この山がいかに愛されているかがわかる登山でもありました。昼食をいただきつつ、山頂で記念撮影、記念麦茶、記念パッションフルーツ(種子島産)。みなさんの笑顔で疲れも吹っ飛ぶ!がんばって担ぎ上げた甲斐があった!(´▽`)ノ
さて、名残惜しいのはいつものことですが、登ったからには下りていかなばなりません。出発!
■下山
下山はより慎重にいきましょう。下りは足腰への負担が大きくなります。開聞岳は登りも下りも一本道。もと来た道をひたすら下って行きます。
2合目通過後、青い芝生の上でみんなで記念撮影。無事に役割を全う出来ました。
何より、猛暑と湿度の高い登山でしたが、そのような中で全員が無事に降りてこられたのは、参加者の皆様、荻野ガイドとおとな女子登山部みなさんの協力があったればこそ。ありがとうございました。
残念ながら登頂叶わなかった方。苦渋の決断だったと思いますが、無事に下山出来る段階での判断もまた、登山には欠かせない要素です。開聞岳はいつでもここで、あなたのお越しをお待ちしております!きっと次回は、あの頂きに立てることを祈っております!
ありがとうございました。いつかまた、何処かの山でお会いしましょう!
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。