ふたりでザブザブ沢行脚 中ノ谷・岩湧山(897.3m)編

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投稿者
渡部 嘉章
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日程
2014年09月11日 (木)~
メンバー
北大路ビブレ店 渡部
グランフロント大阪店 江口
天候
曇時々晴れ一時雨
コースタイム
岩湧の森第4駐車場>15分>行司河原林道分岐>10分>入渓点①>20分>3番目の堰堤>5分>林道終点(らしき場所)>20分>二俣>10分>二俣のナメ滝>45分>沢終点>27分>尾根道出合>7分>五ツ辻>30分>岩湧山山頂>15分>扇山分岐>35分>千石谷分岐>20分>新関屋橋駐車場
コース状況
・「気軽に行ける大阪の沢探し」第二弾です。今回の中ノ谷は林道沿いの部分も一部入渓しましたが、すぐに堰堤に出合いますので、林道の終点(らしき)場所まで歩いてからの入渓の方がいいかも知れません。
・林道の終点らしきというのも、林道の看板があるのですが、道が崩れていたのと、地図と少々つじつまが合わないため、そのように表現しています。
・その箇所から入渓するも、最初は水量も乏しく、倒木や行く手を遮る樹や巻草類が多く、少々やっかいでした。
・最初に出てくる二又は水量の少ない右俣を行きます。少し行くと水量が増え、沢らしくなっていきます。
・次に核心(!?)部のナメ滝の二俣が現れます。今までの状況から「おぉ~!」と歓声がでました。ここは大きい方の左俣を登りますが、結構足が置けず苦労しました。初心者の方にはちょっと厳しいかもしれません・・・。なかなか綺麗な場所でしたよ!
・しばらくナメが続き、その後また少々荒れた感じになっていきます。だんだん水量も沢幅も細くなってきたところで見所の2つ目、「階段状の水場(仮称)」があります。まるで、庭園に設えられた造形のような感じでした。(褒め過ぎかな・・・。)
・この場所を登りきった所の右側にトラバースできるような踏み跡があったように思いますが、未確認です。スイマセン・・・。で、このまま直登するとどんどん悪くなっていきます。特に源流部辺りはガレガレですので、2番手以降の方は落石には特に注意して下さい!
・「もうここまでかな」と感じる箇所の正面に古木があり、これを右にコースを取ってトラバースし、しばらく行くと赤と銀の目印に出合います。目印からは上方の目印に従い登って行くのがいいと思います。
・詰めていき、傾斜が緩くなってきた所で左手に尾根道が現れます。これを登って行くと五ツ辻に行きつきます。
・今回は車2台で来ていましたので、そのまま岩湧山縦走のコースを取りました。1台の場合は、「いわわきの道」か「きゅうざかの道」で駐車場へ下山します。
・全体的にみると、水量も少なく、沢幅も狭いので「楽しい遡行ができる沢」とは言い難いのが正直な所でした。また、倒木や巻草類が多いのも同様です。ただ、このコース+岩湧山であれば、中々楽しい山行だったと思います。まぁ、考え方は人それぞれですので、個人的な意見として参考にして頂ければ有り難いです。
難易度
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感想コメント

・前回の「上山谷」が意外に面白かったので、俄然やる気になった今回の第2弾!同じ岩湧山エリアで攻めてみました。
・今回の「中ノ谷」は残念ながら、期待値を下回った感が否めません・・・。水量がもっとあり、沢の幅ももっと広めだと想像していたのですが・・・。
・沢全域に流木が多く、また倒れた木の枝葉が覆い被さっていて歩きにくい箇所も結構多かったように思います。
・また、第3弾、第4弾と続けていける様、動いてみることにします。

フォトギャラリー

神光臨!?果たしてこの沢の行きつく先はいかなる状況なのか!乞うご期待!!

一台は滝畑ダム側にデポし、「岩湧の森」第4駐車場からすたーと。

車止めのある林道分岐まで一旦下ります。

林道は結構荒れています。橋を渡ったこの位置から一旦入渓してみました。

下る途中には「ベニナギナタダケ」が群生しており、目を楽しませてくれました。

入渓点の様子。結構水量が少ない。

最初に現れた2段の滝。結構期待が持てたのですが、この後堰堤が続き、興ざめして林道を進むことに・・・。

林道終点手前です。この先に標識があり、標識から先は林道が崩れていました。その崩れた個所から再度入渓。

こんな感じでリスタート。この先が二俣になっており、水量の多い左俣に行きたくなりますが、右俣が正解です。

やや水量が増えてきて、やっと沢登りの雰囲気がでてきました。

一番のポイント、二又のナメ滝!なかなかキレイでした。

この取り付いている辺りが核心。ラバーソールはほどほど 効いていたそうだが、フェルトソールは効きがイマイチでてこずってしまいました・・・。

どんどん水量が減少し、傾斜がきつくなっていきます。

第2の見どころです。写真では大した感じには見えませんが、音・光・雰囲気が合わさって中々の景観でした!登りきった所に右へトラバースしている様な踏み跡がありました。

終了点にした場所です。写真の木が目印です。まだ沢は細々と続いているのですが、詰めるにはブッシュがひどいのであきらめました。

右へトラバースしていくと目印を発見。やはり、あの場所で遡行を打ち切ったのは正解だったようです。

尾根道との合流点。下ると「岩湧の森」の第6駐車場へ続いているようです。登って行くと「五ヶ辻」に出ます。

階段の手前にある御手洗いの近くで山靴に履き替え、山頂へ。一輪だけユリの花が咲いていました。

頂上の看板。もう少し先に頂上広場があります。

滝畑に向かって下ります。カヤはまだ開いておらず、赤みを帯びた状態でしたが、秋の花が結構咲いていて、いい感じの風情でした。ここから先は楽ちんでした!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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