天童山~飯森山 / 京都北山
- 投稿者
-
上田 哲也
グランフロント大阪店
- 日程
- 2014年10月10日 (金)~2014年10月10日 (金)
- メンバー
- 北大路ビブレ店:上田
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- バス停・小野郷~50分~西町~120分~天童山(775m)~30分~飯森山(791m)~30分~天童山(775m)~30分~茶呑峠~40分~西町~50分~バス停・小野郷
- コース状況
- 城丹国境尾根は上り下り共に急勾配で滑りやすい所があります。
牛滝谷から先にあるノウ谷のルートは20年前の地図には難所(破線)ルートで記載がありますが、最近の地図には描かれておらず、目印のテープも全くありません。
天童山から茶呑峠への道は目印はありますが、所々迷い易い場所があります。
牛滝の位置は地図より手前です。
「熊出没注意」の看板、「ヒル多い」の注意書き、マムシ、白骨化した鹿も転がっていました。ご注意下さい。
水場:なし
WC:なし
- 難易度
-
感想コメント
城丹国境尾根に位置する天童山から飯森山へ行ってみました。
西町の集落から入山。舗装された林道をしばらく登って行くと、京都一周トレイルの標識を発見。よく見ると柱の下のほうには「ヒル多い」の注意書きが…。林道の分岐を右手に進み、牛滝(牛ヶ滝)を目指す。しばらく進むと、さらに右手に進む分岐があるものの、地図に従って直進を続ける。林道の終点近くで、右手から滝の音が聞こえる場所があり、その辺りが滝のようであるが茂みに覆われて全く見えないので、先程の分岐に戻り橋を渡って対岸の林道を進むことにする。
ふと足元を見るとヒルが一匹ズボンに付着していたので、すぐ排除。さらにマムシと白骨化して散乱している鹿の骨を目撃した後、林道のカーブした所でようやく牛滝らしき滝に到着。何の標識も無し。さらに奥の白い岩場にも滝が見えるが接近不可能なので、先程の林道に引き返す。20年前の山と高原地図には、牛滝谷の先にあるノウ谷に沿って城丹国境尾根に抜ける破線ルートが載っているので、GPSで位置確認しながら進むことにする。
最初は踏み固められて歩きやすかった登山道も次第に崩落や倒木などで荒れ果てて通過が困難になり、痕跡もどんどん乏しくなる。目印のテープは皆無。地図、コンパス、GPSで現在地を確認しながら少しずつ急になる沢道を進み、岩壁の隙間を抜け、急勾配の斜面を登り詰めると天童山の山頂に到達。展望もなく、三角点もなく、山名標識もなく、京都一周トレイルの標識があるのみ。
城丹国境尾根に沿って東に進むと2箇所に電波反射板があり、南側に展望が開けていて日当りも良いので休憩するならここが理想地。急な下りの後、急な斜面を登り切ると飯森山に到着。展望なし、三角点なし。天童山の山頂に引き返し、下山の為に茶呑峠へ向かうことにする。パラグライダー基地への分岐から少し先に絶好の展望ポイントがあり、その先から道が不明瞭になるも、急斜面を下って茶呑峠に到着。林道を下って、来る時に通過した西町へ下山しました。
分かり難い所が多いので経験者向けコースです。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。