白毛門　-ラッセル三昧で途中まで…-

雪の白毛門を目指すも、深い深い雪でラッセル三昧…。松ノ木沢ノ頭にも到達できず、１０００ｍ付近で引き返してきました。
わかんのありがたさを実感した山行でした。

出発の朝は雪がしんしんと降っていました。
夏の記憶を頼りに土合橋の手前の駐車場への入り口を探すも見つからず、考えてみれば当然雪の下。
車は土合駅の駐車場に置いて分岐横のペンションの前の雪の壁を乗り越え入山です。
この日は三連休の最終日で先行の方が４名ほど、途中まではありがたくトレースをたどります。が、降りたての雪はさらさらでズボズボと埋まります。
９００ｍ手前で追いつくも、そこで引き返すとのこと。私達はもう少し先を目指します。
わかんを履いてせっせとラッセル、後から来られた２人パーティと前後しながら進みます。
スノーシューを履いていた方はやはり沈み具合が違いました。

結局、１０００ｍ手前で断念。
風の強いところは行きに付けたトレースが儚く消えかかっています。
途中からはお尻そりでぐんぐん下ります。適度な傾斜の尾根で早い早い！
あっという間に土合橋まで到着。
すぐに車道に出るのがもったいなく感じ、手前のトレースをたどってみるもまた埋まる…車道と合流する気配なし…。土合山ノ家に向かう踏み跡のようです。
土合駅に無事到着、車には雪が積もり凍っていました。