倉見山~春の日差しと富士山~(山梨県)
- 投稿者
-
浅見 直紀
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2015年03月30日 (月)~2015年03月30日 (月)
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 倉見地区駐車場 →(10分)→ 倉見山登山口 →(70分)→ 倉見山山頂 →(10分)→ 見晴台 →(40分)→ 堂尾山公園 →(10分)→ 富士見台 →(25分)→ 富士急行寿駅 →(40分)→ 倉見地区駐車場
- コース状況
- 特に問題無し。
- 難易度
感想コメント
漸く行けた・・・。天気だ野暮用だと、何だかんだで行けない日々もあったが、とりあえず落ち着けた。
今回選んだ山は倉見山。山梨県は都留市が誇る、富士山ビュースポットである。何せ、「関東富士見百景」であり、「富士八景」でもあるのだ。ややこしい。実は麓には良く遊びに行くので、雰囲気は「勝手知ったる何とやら」である。
都留市倉見地区の公園駐車場に車を入れ、南下して高速道路の高架をくぐる。厄神社のすぐ脇にコンクリートの登山道が伸びるので、ここを登る。不法投棄が絶えないので、鎖で封鎖されている。これをまたいで先を行くのだが、うーん・・・コンクリの登りは精神的にアレですな。
涸れた沢をトラバースして、いよいよ土の道へ。いきなりの急登で心臓には酷である。九十九折りにじっくり登り、尾根付近で漸く道が優しくなった。テーブル付きのベンチがあったので、麓を見下ろしながら息を整える。標識のよると、ここから50分で山頂。もう一踏ん張りだ。
少し行くと、木の枝が折れていた。どう見ても真新しい。
ここに来るまで、熊と落石注意の看板がしこたまあった。涸れ沢は落石でしょ?今居るここは石なんか無い。と言うことは・・・・。
無言で熊鈴のスイッチをオンにした。独り言も2割増だ。あわわわ
で、気付けば山頂だった。いきなり富士山がドーン!とお目見えする。ありがたやありがたや。これまでの展望なしの樹林帯での苦労が報われる様じゃ。
まぁ、事前情報でここから少し行った見晴台の方が良いと知っていたので、そこまで感慨には耽っていないのだが。
見晴台は本当に良かった。テーブル付きベンチが3箇所。グループ登山で昼食パーティ開いても問題無さそうだ。好展望のランチとか良いではないか。今日は(も)菓子パンだが。
富士山どころか、富士吉田の町並みと南アルプスまで見え、しばしボーっとしてしまう。
ここから先はずっと富士山を見ながら下りて行く。途中で地元の方1名とすれ違っただけで、春の日差しでぽかぽかした陽気の中、静寂を楽しんだ。特に急傾斜な箇所も無く、ついつい調子に乗ってポンポンと足を運んでしまうような、平和な道だった。
堂尾山公園で分岐にさしかかる。①クマガイソウの群生地経由で三つ峠駅、②時短で向原地区へ下山、③少し長めに山を歩いて寿駅、という選択肢が広がる。①は季節がまだなので却下。②は流石に早過ぎる。じゃ③に!という感じで進めば、またもや富士山が!振り返ると、「関東富士見百景」の看板を発見。ここがそうなのね・・。
最後に階段を降りると、もう町中だ。後は歩いて帰るだけ。ちょっと飛ばし過ぎたかな。
なんて思っていたら寿駅に居て「今日は車だった!」とショックを受けた・・・。
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