道東 斜里岳 【日本百名山】
- 投稿者
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林 勇樹
大丸福岡天神店
- 日程
- 2015年04月30日 (木)~2015年04月30日 (木)
- メンバー
- サッポロファクトリー店 林
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 根北峠(180分)1380mコル(60分)斜里岳(120分)根北峠
- コース状況
- 尾根上ほとんど雪無し。沢を詰めたほうが早いかもしれません。
根北峠西側の広くて平坦な尾根は特に下山時迷いやすいです。
- 難易度
感想コメント
北海道に住んでいないとなかなか行けない知床方面。札幌からでも相当時間がかかります。初日は知床半島の前衛に位置する斜里岳へ登ってきました。
斜里町から眺めるその姿は、三角錐の集合体のような山で、“道東のマッターホルン”と呼ばれているのも納得します。
冬期及び残雪期は東側の根北(こんぽく)峠から入山される方が多く、今回もこちらのルートを利用。
平坦で単調な樹林内を西へ1時間ほど進むと、正面に尾根が見えてきます。尾根上はハイマツで覆われてとても歩けそうにありません。
沢筋を行くか、中腹斜面を行くか迷いましたが、せっかく上げた高度を下げたくなかったので斜面をトラバースして行きました。
1452m峰(「東斜里岳」と呼ばれているようです)南東の沢筋に差し掛かったところから高度を上げていき、ピーク西側へ乗り上げると、やっと斜里岳山頂が見えます。1380mコルからは雪のある所を選んで進み、山頂直前1510mポコでスキーをデポ。10分ほどで山頂です。
山頂からはオホーツク海の大展望。オホーツク海を見たのは人生初。やや霞んでいて海と空の境界が分かりにくく、海岸線より無限の広がりを見せていました。知床方面は海別岳までしか見えませんでした(晴れていればもっと奥まで見渡せるのでしょうか)。帰りは沢筋を適当に滑ったあと尾根に復帰し、根北峠まで戻りました。
下山後はウナベツ温泉(300円)で汗を流し、知床半島の玄関口・ウトロを目指しました。
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