岩岳山(いわたけやま)~竜馬ヶ岳(りゅうまがたけ)

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年06月20日 (土)~2015年06月20日 (土)
メンバー
天候
雨 時々 曇り
コースタイム
シンフォニー前駐車場-(50分)-小俣事業所跡(やしおの里)-(65分)
-荷小屋(にごや)峠-(35分)-岩岳神社-(50分)-竜馬ヶ岳山頂-(55分)
-岩岳神社-(15分)-岩岳山山頂-(30分)-入手山山頂-(90分)
-シンフォニー前駐車場
コース状況
荷小屋峠から上が少し急坂になっているので、呼吸を整えながらゆっくり行きましょう。
竜馬ヶ岳山頂付近は踏み跡が薄く、この日のように、雨で森に霧が立ち込めると、方向を見失いやすいです。特に、竜馬ヶ岳から岩岳山方面に戻る時、南西尾根に入りやすいので、注意が必要です。
岩岳神社と岩岳山山頂の間で、痩せた尾根の岩場を通過します。雨の日は特に滑りやすいので、足元には要注意です。
ヒルもいました。血も吸われました。吸われたくない方は、ヒル対策も怠りなく!
難易度
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感想コメント

昔よく登っていた、地元の山とも言える岩岳山ですが、最後に登ってから、すでに10年以上の月日が流れていました。どういう山だったか忘れかけてきた今日この頃、久しぶりに記憶を辿ろうと、雨の中、この山に登ってきました。
アカヤシオとシロヤシオの国内有数の群生地として知られる岩岳山ですが、さすがに少し時期外れ。ほとんどが花を落としていました。それでも、岩岳山山頂付近の、西側斜面にわずかに残っていたアカヤシオを見ることができ、良かったです。
竜馬ヶ岳には今回初めて行きましたが、岩岳山以上に静かな雰囲気が漂い、美しい原生林が残っていました。ただし踏み跡が薄い箇所があり、この山の奥は南アルプス深南部なんだということを肌で感じ、深南部の入口をノックしてきたような、そんな気分にさせられた山行でした。

フォトギャラリー

駐車場から5分ほどで、ゲートを通過します。

1時間近く林道を歩くと、小俣事業所跡(やしおの里)に到着です。かつては、ここまで車で入れました。

案内板に従って林道を外れ、沢へと下りていきます。苔むした岩が、いい感じです。

沢を渡ると、本格的な登りになります。

結構長く感じられた、杉林。雨がパラパラ降っています。このあたりで、相棒はヒルに首筋をやられてました。

荷小屋峠に到着です。ちょっと広めの峠ですが展望はなく、しかも今日はガスッています。

この先の尾根を登っていきます。

このあたりが、最も急に感じました。息を切らせながら、上へと向かいます。

岩岳山方面と、竜馬ヶ岳方面への分岐点です。まずは竜馬ヶ岳を目指します。

鳥居が立派な岩岳神社。

竜馬ヶ岳に着きました。静かで誰もいない深山の雰囲気。

撮っておきましょう。

岩岳山方面に戻る時、進む尾根を間違えないようにしましょう。踏み跡薄し!霧に包まれて幻想的な雰囲気の林はいいのですが、視界の悪さが道を一層分かりにくくします。

時期的にはもう遅かったのですが、わずかに咲いていました、アカヤシオ・・・かな?

岩岳山山頂直下には、痩せた尾根と岩場も出てきます。特に、雨の日はスリップ注意!

緊張感を持って登る相棒。

久しぶりに、ここまで来れました!展望もなく、天気も悪いですが、達成感がありました。そうです、やはり撮っておきましょう!

入手山に向かう尾根を進みます。急な下り坂と、なだらかな道が交互に出てきます。雨も降っていますが、樹林のおかげで、レインウェアを着なくても何とかなりました。

入手山の山頂。このあとも急な下り坂は出てくるので、最後まで足元にはご注意を!

無事に駐車場まで帰って来れました。ちなみに、僕はここでの着替え中に、くるぶし付近をヒルにやられました。お疲れ様でした。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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