沢登り(鈴鹿、ツメカリ谷~神崎川本流)

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年07月10日 (金)~2015年07月10日 (金)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
R421神崎橋ゲート-(65分)-林道終点付近-(10分)-神崎川出合-(10分)
-ツメカリ谷出合-(165分)-遡行終了点-(35分)-白滝谷出合-(45分)-神崎川出合2
-(25分)-神崎川出合-(80分)-林道出合-(40分)-R421神崎橋ゲート
コース状況
迷いやすい所は少ないでしょう。
林道から登山道を下りて神崎川に出合い、神崎川を10分ほど下流に行くと、右側から支流が注ぎ込んでいます。そこがツメカリ谷の入口で、岩に「ツメ」と赤ペンキで書かれています。
今回、私たちがツメカリ谷から抜け出た地点は、裏見の滝を通り過ぎ、小さなトイ状の滝を越えた先にある、右側から支流が流れ込んでいる所です。そこには、目印になるような大きな岩があります。その支流を登って行き、尾根を乗り越えて、そのまま谷へ下っていくと、やがて小さな水の流れに合流し、流れはだんだん大きくなって、白滝谷へと合流します。その白滝谷を、あるいはそれに併行している登山道を下っていくと、神崎川に合流するので、あとはそこを下流に向かえば、最初に神崎川に出合った地点に戻ることができます。
この日は、ヒルの被害はありませんでした。
難易度
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感想コメント

全国の名だたる名渓に比べれば、決してメジャーではありませんが、美しい沢です。
暗いゴルジュや、明るくダイナミックな滝、深い淵もあるので、泳ぐ所も出てきますし、ほどよい岩登りをする箇所も出てきます。変化に富んでいて、遡行者を飽きさせません。
源流部まで詰めずに途中で沢を抜け出せば、遡行時間もそれほど長くないので、経験者が一緒なら、経験が浅い人でも十分歩けるでしょう。
神崎川出合いまで戻ってきて、時間と体力が許せば、神崎川をそのまま下流の堰堤付近まで下って行くのもいいでしょう。ただし、所々深い淵や流れの激しい箇所があるので、十分な注意は必要です。
また、沢は真夏でも、思ったより冷えを感じます。水筒に、温かい飲み物を入れて持って行くとよいでしょう。

フォトギャラリー

神崎川本流から、ツメカリ谷へと入っていきます。

ゴルジュのような淵。ここは泳ぎます。

右側の壁をへつって登ります。

この淵も深いです。

前半のクライマックスとも言える直瀑5mの滝を、左側から登ります。

直瀑の滝の上から見た淵の全景。広いです。

沢が明るくなりました。トイ状の滝を登ります。

この淵も深いです。この滝は、左側から登れます。

水流が強く、思うように登れません。

思うように登れません、その2。

この滝は真ん中が登りやすい。

登りやすい、よ?

気持ちの良い泳ぎの箇所が、しばしば出てきます。

後半では、一番ダイナミックな滝ではないでしょうか。

手がかり、足がかりは豊富にあるので、程良い岩登りを楽しめます。

最後の大物、裏見の滝。右側から中段に登って滝の裏を通り、左側から滝の上段へと上がります。

そこから程なくして、今回の分岐地点に着きます。手前方向に延びる、支流へと入ります。

支流を登って尾根を乗っ越し、そのまま谷を下って、小さな水の流れに沿っていくと、白滝谷に合流します。

ここも歩きやすく、気持ちの良い沢です。

神崎川に合流しました。周遊完了地点まで、もうすぐです。お疲れ様でした。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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