滝谷クラック尾根
- 投稿者
-
鈴木 優子
池袋西口店
- 日程
- 2011年08月10日 (水)~2011年08月10日 (水)
- メンバー
- 新宿店鈴木ほか友人3人
- 天候
- 晴れ時々曇り
- コースタイム
- コース状況
- 3級上 Ⅳ+
取り付いてしまえば、状態はほどほどだが、B沢の下降は悪い。
落石、斜面の崩壊に注意。
支点は、錆びたハーケンちょこちょこ。カムはキャメロット0.75~2くらいを使った。
- 難易度
感想コメント
朝、涸沢を出る。北穂小屋の友人に会いに行き、その足で滝谷のクラック尾根をのぼる。出る前からすでに暑く、常に水が恋しい。
B沢目指し、縦走路を150mほど行くと・・・昔の縦走路に×印の石があり、中に入り何メートルかでB沢の下降点。落石が激しく、でかいのが横からも足下からも前に落ちるので、程々に離れてかつ離れず降りる。沢から左に入るFix+文字を発見。たどるとやや右上に抜ける。残置ピンあり。ここからさらにもろいとこを右上に抜け、 懸垂、少し右に支点。そこから1P上がるとやや草つきの少ない岩っぽくなった。だんだんガスがわき、滝谷らしい風景の中に居る。
滝谷は、クラッシックが似合う。寄せる風、抜けるガス、すべてに音楽と情緒的な散文と色彩を含む。
三級らしいが、脆いので全てのホールドを信じず押さえるように登る。
メガネのコルはロケーション素晴らしいが、もろさ100倍。そこからクラックが始まる。面白い。まあまあ岩は安定してるが、濡れてきていて、滑る。友人が1Pリードして、私にⅣ級が回ってきた。途中いいビレー点なく、一杯に伸ばしても、貧弱なハーケン一枚。叩いたら抜けた。いい岩角もないようで、カムの効きにくいクラックばかりだったので、抜けたあたりに打ち出してビレー。上部残り2ピッチは友人がリードして、北穂小屋裏にぽんとでました。
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