新穂高温泉から黒部五郎岳
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2015年09月29日 (火)~2015年10月02日 (金)
- メンバー
- 天候
- 1、2日目晴れ、3日目晴れのち暴風雨、4日目暴風雨のち晴れ
- コースタイム
- 9/29
新穂高温泉→(75分)→わさび平→(170分)→鏡平→(110分)→双六キャンプ場⇔(40分)⇔樅沢岳
9/30
双六キャンプ場→(65分)→双六岳山頂→(75分)→三俣蓮華岳山頂→(70分)→黒部五郎小舎・キャンプ場→(105分)→黒部五郎岳山頂→(90分)→黒部五郎小舎・キャンプ場
10/1
黒部五郎小舎・キャンプ場→(70分)→三俣分岐→(60分)→三俣山荘→(65分)→鷲羽岳→(50分)→三俣山荘
10/2
三俣山荘→(50分)→三俣峠→(75分)→双六小屋→(55分)→弓折乗越→(30分)→鏡平→(120分)→わさび平→(50分)→新穂高温泉
- コース状況
- 概ね危険箇所なし。黒部五郎カールのピーク手前と鷲羽岳が急なガレ・ザレ場なので気を付けて下さい。黒部五郎小舎から三俣山荘への巻道ルートと、双六岳の巻道ルートは踏み跡を間違いやすいですが、注意して見ればペンキ印やケルンでちゃんと確認出来ます。
- 難易度
-
感想コメント
黒部の秘境、黒部五郎岳。本当は折立から入山したかったのですが、もうこの時期は平日バスがなく。。。去年もちょうど同じ頃に歩いた新穂高温泉からずずずいと三俣蓮華岳を経由して、念願の黒部五郎岳へ行って来ました。扇形の地形と沢と岩。まさに秘境という雰囲気抜群のカールを歩くのが、とても楽しくて気持ち良かったです。途中岩の上でごろっと寝そべっている人もいました。分かるわーその気持ち。ちょうどテントを張った日が、黒部五郎小舎の営業最終日でした。その日の夜は寒くなくすごく穏やかで、数日前がスーパームーンだったので月の明かりがすごく強かったです。神秘的でした。
3日目朝は天気が良かったのに、三俣キャンプ場にテントを張って鷲羽岳へ往復出掛けようとしていたら、みるみるうちに天気が悪化。ひどい天気の中、山の中腹で銀座店にいた頃にお世話になったYさんに突然のジャストミート!あまりに急だったのでボーッとしてしまいました。Yさんは何故かびしょびしょでした。無事帰れたのか?ツーショットが撮れて嬉しかったです。そして生命の危険を感じるほどの暴風雨になってしまい、鷲羽岳山頂は何とか踏んでテント場に戻って来たものの、すっかり心は折れてしまったので急遽小屋泊まりに変更。その日は午後からはずーっと小屋で読書したり、ケーキセットを食べたりして過ごしました。
夕食は前々から気になっていたので、テントを受け付けした時点で小屋に既に頼んでいました。ジビエ料理!それは鹿肉。ローズマリーの香りがとっても良い美味しいシチューでした。三俣山荘大好き!夜も相変わらず雨風が凄まじ過ぎて、音がうるさくてなかなか眠れませんでした。これがテントだったらと思うと、多分私はテントごとどこかに行ってしまっていたと思います。テント泊の予定だった人はみんな小屋に変更していました。ツワモノと周囲を驚かせた青年一人を除いて。朝見たら彼のテントは無事でした。アンビリーバボです。翌朝いつも通り4時に起きたら誰も起きていなかったので二度寝しました。朝も天気は変わらなかったので、みんな出発をゆっくりにしていました。
来年は薬師岳から繋いでみたいです!
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