九重連山 紅葉の大船山 ~真っ赤に染まる御池に感動~
- 投稿者
-
酒井 健
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2015年10月13日 (火)~
- メンバー
- 福岡パルコ店 酒井
- 天候
- 曇りのち晴れ
- コースタイム
- 長者原<60分>雨ヶ池<60分>坊がつる<80分>段原<20分>山頂<60分>坊がつる<50分>雨ヶ池<60分>長者原
- コース状況
- 特に不明瞭な個所はありません。
- 難易度
感想コメント
チラホラと「今年はちょっと早いんじゃないか」なんて話を聞きながら、シフトと睨めっこしていた。タイミングとしては早いのではないか、そんなことも思っていたが翌週には別の山行きが控えている。だからこの日しかないのも事実。昨年はすでに終わった後で全体的にもう茶色だった。果たして今年は・・・。
午前8時前に長者原を出発し、雨ヶ池を経由して坊がツルにまずは向かう。午前中は雲で覆われ山容すら確認ができない状態。晴れていれば“三俣山”や“平治岳”が見える場所でも全ては灰色の中。このままでは“大船山登頂時快晴率100%記録”が途絶えてしまう。歩きながら空に向かって「晴れろ~!!風よ吹け~!!雲よどっか行け~!!」と呪文のように唱えていた。もちろん前後に人がいないことは確認済みだ。
坊がツルに着いた時には嘘のように灰色だった空が青空になり、今まで見えなかった山が姿を現した。しかし目的の“大船山”だけに一部雲がかかり山頂が伺えなかった。避難小屋で休憩をして、これからの登りに備え腹ごしらえをする。
いざ、山頂へ。
順調に五合目を過ぎ、“段原”に着く。この時点で雲も取れ沢山の登山者が山頂にいることが確認できるくらい視界が良好になっていた。若干逆光気味だが赤く色付いていることが分かる。これはかなり期待ができるのではないか。そそくさと出発。自然と速度が速くなる。とにかくこの時季は人が多い。そんなに広くない登山道はどうしても渋滞的な状態になるがしょうがない。適度な間隔を空けながらあとに続く。直下の岩場を慎重に登り、ようやく“大船山”山頂に着く。
いや~圧巻!!!!!写真でしか見たことがない景色が眼下に広がっている。なんせ初めてなのでこの状態がピークなのかまだやっぱり早いのかは分からないが、我々にとっては十分な“紅葉っぷり”である。本当に綺麗で見惚れてしまう。いや~素晴らしい!!!これは登ってきた甲斐があった。もれなくシャッターを連打。
山頂に着くとまずは標柱と写真を撮るのが一番最初にやる作業だが、今回はすっかり忘れてしまった。空いた隙にカメラに収めて、さらに真近で見るため下に降りることに。左に行くと開けた場所がありここで紅葉を観賞しながら昼食。
また山頂に登り返し、今一度シャッターを連打。登ってきた時よりも人が増えている。非常に惜しい気持ちでいっぱいだがこの後も予定があるので渋々山頂をあとにする。
連休であれば坊がツルにテントを張り紅葉の余韻に浸りながらビールを飲みたいところだが、今回は長者原に戻らなければならない。ん~非常に残念だ。しかし、なんとか“大船山登頂時快晴率100%”記録は継続できたので良しと自分に言い聞かせる。
下山後、お風呂に入るため花山酔に寄ったら「今年は一週間くらい早いよ」とフロントの男性が教えてくれた。結果的にはタイミングがよかったわけだが、来年は果たしてどうか。ふふふっ。それはまた来年のお楽しみ。
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