八ヶ岳 広河原沢本谷
- 投稿者
-
大杉 孝浩
岸和田カンカンベイサイドモール店
- 日程
- 2015年12月22日 (火)~2015年12月22日 (火)
- メンバー
- 友人一人
合計2人
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 船山十字路(60)二俣(30)本谷・右俣分岐(340)南稜(60)阿弥陀岳山頂(180)船山十字路
- コース状況
- 雪は少ないのでラッセルせずにアプローチできました。
滝も裏側で流水しているものもありましたが、登れます。
- 難易度
感想コメント
今シーズン初の雪山。
雪が少ないのを考えてアイスも交えたルートを計画しました。
==予定==
1日目:クリスマスルンゼでアイス慣らし
2日目:3ルンゼ~阿弥陀岳
を計画していましたが、体調不良により一日目は寝込んでしまいました。
前日、広河原沢に入ってた知り合いに聞くと氷の状態はまずまず。
体調の不安と氷の期待が入り混じった2日目、気合を入れてスタート。
二俣までは沢を左岸と右岸を行ったり来たりします。赤テープと赤布があります。
大きく左と右が分かれるところが二俣。右の本谷をつめます。
この沢をつめていくと中央に大きい岩があります。そこが本谷と右俣の分岐です。
ここで登攀具を装着、すぐにナメ滝が現れますので歩きでこなす。
このあたりから左右から枝沢が入りますが基本的には大きい沢をつめて行けば1~3ルンゼの分岐に出る。はずだったんですが、後続のパーティにそっちは3ルンゼじゃないと言われ鵜呑みにして後をついていくと南稜へ続く稜線に出てしまいました。
眼下には3ルンゼ。
やっぱり自分たちのルートであってたのかと、後悔しました。
ルートファインディング能力の無さに悔しさが混みあがるのを抑えながら、阿弥陀岳を目指します。
南稜の核心だといわれるピッチはさほど難しくなさそうだったのでフリーで慎重に抜けました。
ここはビレーポイントがあります。
快晴の阿弥陀岳からは綺麗に富士山が見えました。
雪が少ない印象が強かったですが。。
山頂で少し休憩して御小屋尾根で下山開始。
しかしここで足が動かなくなりました。シャリバテです。
体調不良である腹痛を怖がって食事をあまりとっていなかったのです。
ちゃんと食事をとり少しまた休憩して下山。すると復活。
ルートミス、シャリバテという苦いシーズンスタートとなりました。
**服装**(気温-2℃~-7℃ぐらい)
ファイントラック・アクティブスキン長袖(ベースレイヤー)
ポーラーテック・パワードライ化繊シャツ(ファーストレイヤー)
マイクロフリースベスト(ミドルレイヤー)
ゴアテックス・マウンテンジャケット(アウター)
長袖フリース(終始ザックの中)
化繊綿ジャケット(休憩時に着用)
ファイントラック・スキンメッシュソックス5本指(ベースレイヤー)
メリノウール極厚
ファイントラック・アクティブスキングローブ(ベースレイヤー)
アイスクライミング向きグローブ(登攀具装着時に付けました)
薄手メリノウールグローブ(アプローチ時に着用)
シングルミトングローブ(予備、極寒時用)
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。