福岡県八女市　釈迦ケ岳(1229.5m)・御前岳(1209m)　～登り納めに県内1・2の高峰に～

年々早くなっているように思うのは自分だけか？知らないところで実は年300日とかになっているのではないかと考えてしまうくらいアッという間に年の瀬です。てことでやってまいりました今年の登り納め。今まで登っていなかった福岡県内最高峰の“釈迦ケ岳”と第二の“御前岳”を選択してみた。

杣(ソマ)の里に車を止め、まずは“御前岳”に向かう。迷うことがない程度に荒れている個所がある登山道をゆっくりと進み、体が温まってきた頃に林道に出る。左に向かうと黄色いプレートの案内から再び登山道に入る。多少傾斜がきつくなり、ロープや鎖が設置された岩場(使わなくても登れるが)を上がり、笹を掻き分ける。さらに登ると第二の高峰“御前岳(1209m)”山頂に着く。

登り始めは晴れていたのが、いつの間にか灰色の雲に覆われている。山頂は全体的に霧氷状態。かわいいエビの尻尾ができていた。小休止後、出発。

さて、次の目的地まで距離2km。まずは一気に下る。登山道としては非常に歩きやすく整備されている。案内板から緩やかなアップダウンを繰り返す。山頂手前の鎖が設置された岩場をヨジヨジ登ると福岡県内最高峰の“釈迦ケ岳(1209.5m)”に着く。

山頂には石祠があり、まずはご挨拶。空も青くなり展望が非常に良い。御前岳よりも霧氷にボリュームがある。そんなに広くはないので、ここでの昼食はやめて山頂を後にする。

下ってすぐ分岐になり、普賢岳のレーダードームにせっかくだから行ってみる。案内板には“マイクロウェーブ(展望台)”となっていたのでそこで昼食にしようと考えたわけだ。確かに展望は非常にいい。強いて言うなれば風がなければ。とにかくド強風。寒いを越してもはや痛い。ちょっと頑張ってみたけど、荷物をまとめてそそくさと登山道へ避難。分岐手前の登山道脇で改めて昼食とした。Ｚシートに座っていたが足が寒いということでファイントラックの“ポリゴンブランケット”を腰に巻く嫁。非常に暖かいとのこと。
お腹も満たし、今度こそ駐車場に向かって下り始めた。

今年も無事に登山を楽しむことができたことに感謝です。お世話になりました。
来年も安全に山岩沢雪氷と遊びたいと思います。みなさんも安全に楽しいアウトドアライフを。

ではでは。