鳥取県大山　大雪の後・・・

昨年悪天候で２連敗した鳥取県の大山に登ってきました。

今季は雪不足で雪の少なさを心配していましたが、前日、前々日の降雪のおかげで逆に雪が多いのを心配する山行となりました。朝の８時４５分ごろから登り始めたのですが、登山途中に下山の方に何人か出会いました。話を聞くと６～７合目以降は膝から腰までのラッセルで登頂を諦めたと聞きました。今回も７合目あたりで今回も敗退か思っていましたが、別の先行者がルートをきりひらいてくれたおかげで、ほとんどラッセルをすることなく山頂まで登れました。

残念ながら天気は曇りで、９合目からは強風が吹き、展望は全くダメでしたが、七合目へ向かう途中で、一瞬ガスが抜けて下界が見えた瞬間は「おぉー」といった感じでした。

出発前は弥山山頂への登頂をなかば諦めていたのですが、なんとか登ることができ昨年のリベンジを果たすことができました。天候や雪の状況があまりよくない登山となりましたが、ピークに登れて良かったです。

大山は６合目以降は吹きさらしなので、ガスで視界が悪いと遭難や滑落の恐れがありますし、強風が吹くとトレースが消え、ホワイトアウトの危険性もありますので、特に雪山初心者の方は無理をしないように、経験者と一緒に万全の装備で、安全に楽しんで下さいね。

駐車場では警察の方から雪崩に注意して下さいと言われました。今シーズンは天候が不安定なため、登山はもちろん、ＢＣスキーやスノーボードをされる方は注意して下さいね。