雲取山~そうだ、ハンバーグを作ろう~
- 投稿者
-
笠松 文太郎
福井北四ツ居店
- 日程
- 2016年02月28日 (日)~2016年02月29日 (月)
- メンバー
- 千葉パルコ店 笠松
千葉パルコ店アルバイト 佐藤
- 天候
- 28日曇り、29日晴れ時々曇りのち雨
- コースタイム
- 28日10:25鴨沢バス停(25分)小袖駐車場(85分)堂所(60分)七ッ石小屋(75分)奥多摩小屋(65分)雲取避難小屋16:20
29日8:25雲取避難小屋(22分)三条ダルミ(107分)三条の湯(24分)青岩谷橋(70分)塩沢橋(67分)お祭バス停13:47
- コース状況
- 七ッ石まではほぼ雪なし。七ッ石~山頂は雪の区間と雪が融けたぐじょぐじょ区間。
アイゼンはなしでも行けましたが、軽アイゼンくらいが理想。
鴨沢ルートは特に陽当たりがいいようで、融けるのが早い。
山頂~三条ダルミ~三条の湯は結構雪残っていました。無雪期でもこの区間は道がザレていたり脆く、谷川に滑りそうになります。
雪あり・なしが交互に来るので煩わしいですが心配な方はアイゼンをつけましょう。
- 難易度
感想コメント
雪の雲取に行きたいと思って計画したんですが、結果ほぼ雪なし。
こんなにも雪がないとは。
美味しいハンバーグとパスタを作りました。
【28日鴨沢~雲取山頂】
奥多摩駅からバスで鴨沢へ。
少し酔いました。おぇー。
今回は避難小屋泊。
雲取の避難小屋はとってもきれいで立派。
雪の雲取ってのも目的ですが、もう一つは避難小屋泊。
「小屋で大きく寝そべって、山ごはんに時間をかけて、酒を飲む」これってなかなかの贅沢なんですよね~。
テントがないから楽かなと思ったら、いざ詰めるとやっぱり荷物って多くなる。
ほとんど調理器具。鍋やらフライパンやらバーナーやら。
そして使わなかったアイゼン・ピッケルなど…
75ℓザックがパツパツ。
うー、重い。
大型ザックを背負うのは去年の6月以来。
足腰がなまってました。
七ッ石小屋までは、雪はほぼなく、あっても道端につもってる程度。
「雪山のつもりだったのに~。」
あ、七ッ石小屋は3月いっぱいで営業終了ですってね。残念。
ヘリポート・小雲取山までの登りは雪なし。
ところどころ、雪の区間あり、山頂手前も雪ありましたが4月くらいな雰囲気。
3~5℃くらいだったかな。
避難小屋について、山頂で遊んでたら少し雪が降りはじめました。
小屋に着いてだらだらしたら、ご飯づくり。
ハンバー――グ!と
ポテサラ!
下ごしらえなんてしてません。
一から作るぞー!!!
■ハンバーグ
ひき肉・玉ねぎ・卵などつなぎなどコネコネ。
つ、つ、冷たい!
手の平でペシペシして、フライパンでジュー。
(この時の弾ける油と芳しい匂いのおかげで、帰りの電車でも衣類がハンバーグくさかった。)
ウスターソースとみりんときのこでそれっぽいソースを作って完成。
■明太ポテサラ
じゃがいも茹でて、潰して、マヨ・明太まぜて完成。
■ごはん
ごはんを鍋で炊く。
う、うまっ。
肉汁ジュワッ!
にできました。
酒飲んで、ハンバーグ・ポテサラ食べて、また酒飲んでウノして寝ました。
小屋の中は0℃くらいだったか。さほど寒くなく、ぐっすり。
深夜1時半。トイレの為外に出ると、避難小屋前に3頭のシカ。
シカ3頭の後ろには、ガスが引いて冷気をまとった素晴らしい景色が月明かりにぼんやりと照らされます。
夕方からの(少しですが)降雪によって、景色が白づいて冷気を帯びてました。
夢の中のようでした。
【29日雲取山頂~お祭】
朝ごはんはトマトペペパスタ。
トマト・ナス・玉ねぎ・ベーコン・にんにく・鷹の爪で具だくさんソース。
どれもこれも美味しいから少しケンカしてました。
トマトソースたっぷりでお腹いっぱい。
外に出ると、昨日の降雪で少し景色が変わってます。
もっと、どっかり降ってもよかったんだけどなぁ。
三条ダルミまでの下りは、そこそこ雪が残っており歩きやすい。
三条ダルミ~三条の湯は斜度のある道幅の狭い所に雪が残っているから少し危険。
谷側にズルッと滑らないように。
三条の湯まで来てしまえば、もうあと少し。
佐藤君と下らなすぎる会話をしながら、林道をこなしてお祭へ。
おつかれさま。
結局アイゼン・ピッケルは使わずじまいでしたが、雪を少し楽しめ、美味しい飯を食べ、大きい荷物を担いだ楽しい山でした。
【服装・ギア】
※主な物だけ記載、参考までに。
アンダー+シャツ・アルパインジャケット・タイツ・ズボン・ゲイター
リュックの中にフリース、オーパーパンツ・インナーグローブ
グローブ・ネックゲイター・サングラス・帽子・防寒着・着替え
登山靴(ミレー/ブレンバ)・厚手靴下・75ℓザック(グレゴリー/バルトロ75)
シュラフ(ナンガ/オーロラライト350DXと薄手シュラフ)・マット
バーナー2台(MSR/ドラゴンフライ、EPIバーナー)・ガス缶1・鍋・コッヘル
ボトル1ℓ・水2ℓ・食材・酒・携行食
ストック・サバイバルシート・ツェルト
地図・マップケース・ヘッドランプ・熊鈴
《12本アイゼン・ピッケル・リーシュ・ヘルメット・スコップ》
【おすすめ人】
積雪期、荷物が多いなら体力のある方、三条の湯までは道が悪いので中級者以上。
【アクセス】
スタート:鴨沢バス停
ゴール:お祭バス停
【温泉その他】
(定番のもえぎの湯は月曜休みだったので)
玉翠荘:奥多摩駅から徒歩3分くらい。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。