今年のオキナグサはいかに?~平尾台・貫山

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投稿者
酒井 健
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日程
2016年04月11日 (月)~
メンバー
福岡パルコ店 酒井
天候
曇りのち晴れ
コースタイム
吹上峠駐車場<40分>大平山<40分>四方台<15分>貫山山頂<80分>吹上峠駐車場
コース状況
特に問題なし
四方台直下の急な登りを避けたければ大平山より中峠方面へいったん下りそこから山頂を目指すことも可能
平尾台はいろんなルートが張りめぐらされているのでいろんな楽しみがある
難易度
Google Map
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感想コメント

この時期は“オキナグサ”が有名な平尾台。我々の目的も例外なくコレであり、また同時期に咲く“ヒトリシズカ”と二つの花を観賞するため自宅を出発した。

吹上駐車場にはすでに数台の車が駐車しており、出発の準備をしている間にも増える。我々が出発する頃には平日にも関わらず10台以上になっていた。観光目的の方もいるので全てが登山者ではないにしろ人気の高さが伺える。
体がまだ慣れていはいない状態ですぐに急傾斜になり、登り切って傾斜が緩くなったところで呼吸を整え通常に戻す。進むにつれ石灰岩が増え岩と岩の間を通る。最初に目的であった“ヒトリシズカ”を見つけ嫁のテンションが上がる。写真に夢中でなかなか進まない。挙句にゆっくり登ってきた年配の男性に道を譲る始末。本来ならあり得ないが、まあ急いでないしいいかと自分に言い聞かせる。そして嫁が急に叫んだ。大概の独り言は毎度スルーしているが、今回は違った。なぜなら大本命であった“オキナグサ”とご対面の瞬間だったのだ。一株だけ。石灰岩の上に一株だけオキナグサが咲いていたのだ。しかも立派なヤツ。こんな突然しかも岩の上だから丁度目線の位置で屈むことなく観賞できるとは思っていなかった。テンションが上がりシャッターボタン押しまくり。いや~感激です。

大平山を通過。白い石灰岩が無数に並びそれが羊の群れのように見えることから“羊群原(ヨウグンバル)”と呼ばれている平尾台の観光名所。確かに遠目から見ると本当にそう見える。なかなか圧巻な光景。アップダウンを繰り返し、“ドリーネ(石灰穴)”を見ながら四方台に向かう。四方台を過ぎいったん林道出合まで下りたら一気に貫山山頂まで登る。展望の良い開けた山頂だ。空は曇り模様だったが展望はあった。周防灘がしっかり見え北九州空港もわかった。暖かいコーヒーで一服。山頂でのこれはやめられない。

さて、お目当てのオキナグサを求めて下ることにしよう。情報では四方台から中峠への登山道に群生があるとか。平尾台はいろんなルートがあり果たして見つけられるだろうか、、、と、途中で出会った登山者に“あそこの、今人が一人写真をとっているところが群生しているわよ”と教えてもらう。よし急行!!最初に一つ、二つ、と見つけると次から次へと目に入ってきた。すごい、確かに群生地帯だ!それもさりげなく守られように小石たちに囲われていた。先日の雨の影響か多少砂が付き倒れかけているのは否めないが、でもたくさんの株が花を咲かせていた。手を変え品を変え(?)写真を撮りまくる。今年もオキナグサに出会えて良かった良かった。

満足し下山開始。中峠から大平山方面へ向かいつつ途中左へ左へ、下へ下へと進路をとり駐車場に戻る。中峠あたりから青空が広がりはじめとても気持ちのより平尾台歩きを味わった。

フォトギャラリー

お目当てのオキナグサ

スタート地点には菜の花が

風が強くてフードまでかかぶっている嫁

きた、ヒトリシズカ

たくさん集まっていてもヒトリシズカ(笑)

ここも立派な山頂

右端の急登を登っていく 左奥が山頂

ドリーネ

ずいぶんあがってきた

山頂直下の登り

すみれも

広い山頂に到着

周防灘 奥にかすかに北九州空港

オキナグサ群生地帯へ

圧巻の羊群原

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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