浅間山 外輪山ぐるっと
- 投稿者
-
中村 慧至
福井北四ツ居店
- 日程
- 2016年04月20日 (水)~2016年04月20日 (水)
- メンバー
- 新宿アウトレット店 妻藤
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 車坂峠≫表コース≫70分≫トーミの頭≫草すべり≫80分≫Jバンド≫24分≫仙人岳≫10分≫蛇骨岳≫40分≫黒斑山≫25分≫中コースと表コースの分岐≫中コース≫50分≫車坂峠
- コース状況
- 中コースはチェーンアイゼン必須。かなり凍結してます。
それ以外の箇所では、草スベリ~Jバンドの登り手前の樹林帯で欲しいです。黒斑山~蛇骨岳間もあると安心して歩けます。
浅間山の火山噴火警戒レベルは現在2です。湯の平〜前掛山間は通行禁止です。
- 難易度
感想コメント
念願の浅間を見に外輪山巡りに。前々から絶景具合を聞かされ、洗脳されていました。
時期としては、歩きにくい箇所が多くありそうですので微妙かなぁと思いつつも、行きたいと思ったらもう行きたいが止まらない。相方がほのめかす両神案をポイして浅間に。
駐車場に着くと直後に一言。さびい。寒いのです。空気がひんやり冷たく、フリースと薄いシェルを着て歩き始めました。時間は8時前です。
様相がやはり他の山塊に行くのと違います。笹がびっしりだったり背の低い松が早々に出てきたり、ガレ場だったり…。短い時間で色々と見せられ、とにかく楽しい。丹沢の鬱蒼淡々とした感じと違う…。普段行くことの多いフィールドよりバラエティに富んだ風景の変化が羨ましく映ります。
そうこう歩いて槍ヶ鞘まで来ると、デデンと浅間の登場です。遠くから見たよりものっぺりしてるな。
さらに歩を進めてトーミの頭まで来ると、洗脳の時に聞かされていた景色の登場。
雄大かつ広大なスケール感。雲海を望むのとはまた違った感動。角度によって異なる様々な景色は、寝不足でもわかる絶景。何度もおいしいパノラマビューは思わず足を止めて見入るくらいでした(疲れたんじゃないです)。
しかし風が吹き付ける度に、ここは厳しい所なんだと言われているようで、身の引き締まる思いもしました。
大仏様の螺髪のような岩が多く転がっていましたが、これは噴火の際のものでしょうか。見られる景色の訳を思い出すと、やはり緊張もします。お腹痛くなりました。
草すべりを下りると平坦なフィールド。内心ちょっと火山館寄りたかった。
休憩はJバンドへの登りの前に取ったのですが、樹林帯を抜けたあとだったので風が強かったです。樹林帯を抜ける前に取るのが吉でしょうか。
Jバンドへ登り切ると、へとへと気味に。寝不足が祟ります。ここからの稜線が見た感じ気をあまり抜けなさそうなので、また補給。
仙人着いてもまた補給。この日は行動食をやたら消費したような。寝不足をカロリー摂取でカバー。それぞれのピークは比較的過ごしやすくて休憩に使いました。仙人は風が強いと避けられないかも。
今回はタイミングが良かったのか10分ほどの休憩ができました。
その後は黒斑でご夫婦と写真の撮りあいっこをさせて頂き、中コースで下山しました。こちらは表コースよりも凍結箇所が格段に多く、登りにしろ下りにしろ、軽アイゼンは必須でしょう。
やはり浅間はいいところだった。行動食にポテチはうまい。寝てないと途中で力が抜けるタイミングが来る。この三点が今回のまとめ文句ということでお願いします。
フォトギャラリー
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。