脊振山系 沢登り①滝川谷 ~今シーズンようやく行けた沢登り~ 

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投稿者
酒井 健
さいか屋藤沢店 店舗詳細をみる
日程
2016年07月07日 (木)~
メンバー
福岡パルコ店 酒井
天候
晴れ時々曇り
コースタイム
駐車場所<10分>入渓点(花乱ノ滝上流の砂防提)<10分>3m滝<20分>林道下<10分>ゴルジュ3段滝<35分>10mナメ滝<10分>10m大滝<20分>丸木橋<25分>駐車場所
コース状況
しっかり水量もあり登り応えのある沢。場所によっては川底が砂で足場がとても不安定。今回は3段滝と10mナメでロープを出したが、パーティの力量により判断が必要。

また難易度に関しては、あくまで沢経験者であれば初心者または初級ということ。日々変化する沢はなかなか難易度での表示は難しいので目安程度に。ビギナーは必ず経験者と同行をしましょう。
難易度
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感想コメント

6月に計画していた沢が全て梅雨前線の影響でもれなく断念。今回ようやく今シーズンの初日を迎えることができた。
さて、そんな一発目の沢は脊振山系でも人気のルートであり、今回初入渓となる“滝川谷”を選択。金山沢の坊主ケ滝と並んで有名な“花乱ノ滝”があり、登り詰めると脊振山系の“金山”山頂となる。
三瀬峠方面に走り、「花乱ノ滝」の看板で左折し、対向車が来た場合はすれ違うことができない細い道を上がっていく。今回は「花乱ノ滝登山口10分」看板のところにあるスペースに駐車。準備し、滝を見に階段を下った。真近かで見ることができるので迫力がある。いや~マイナスイオン。
しかし入渓するには戻って、駐車した林道を約10分ほど登り、砂防提を越したところからになる。入渓地点は広く日も差しているのでとても明るい。久しぶりの沢にテンションが上がる。
入渓して10分程で3m滝になり、これを右岸側から直登。思いのほか全身濡れる。膝から腰あたりの中を進み、林道の下をくぐる。ロープの垂れ下がった広い淵を通過すると、この沢のメインの一つでもある3段ゴルジュになる。2mの滝は右岸からアプローチしたが釜まで行くと足が付かないくらい深い。左岸だと足場がしっかりしていて、取り付いてしまえばあとは楽勝。嫁は泳げないのでここでお助け紐を出す。4m滝は左岸から登り、8m滝は右岸から登る。ここは左岸から高巻可能。
少し穏やかになり、10mナメになる。何気に滑りやすいのでちょっと慎重気味。念のためここでもお助け紐を使う。それを過ぎるともう一つのメイン10m大滝になる。さっきまでの太陽が完全に隠れ雲空になり、幾分気温も下がってきた。3段滝を越えた辺りから嫁が寒さを言い出し、今回は10m大滝は右岸から高巻くことにした。登攀可能かどうかはわからないが・・。右岸側に登山道があり滝を越えた後に再入渓。あとは適度に水と戯れながら進むと“丸木橋”が見えた。
今回は山頂まで行かず、この丸木橋で終了。川傍で昼食をとり、靴を履き替えて登山道を下った。

そんなに長くなく、滝ありゴルジュありナメありでとてもコンパクトにまとまっている楽しい沢だった。無理して登る必要もなく、高巻もしやすいし、丸木橋で終われば登山道もすぐだから藪漕ぎもない。下山も早いしまた来ようと思う。もうちょっと気温が高ければよかったかな。

今回の服装
上半身:今回初めてミレーのドライナミックメッシュ3/4を使用。それにファイントラックのフラッドラッシュをレイヤリング。その上に薄いウィンドブレーカー。初めての使用なので比較も難しいが、感想は遡行中に思った以上に冷え感がなくて驚いた。何度か全身濡れたりしたが基本的に冷たいという感じはなかった。ただし昼食時には冷えを感じた。とにかく今後も色々と試してみたいと思う。
下半身:アクティブスキンにフラッドラッシュをレイヤリングし、ストームゴージュアルパインを膝下で切ったパンツを使用(製品としてはありません。裾上げしたモデル)。

フォトギャラリー

有名は花乱の滝

花乱の滝上部の砂防提。ここから入渓

天気も良く気持ちいい!

水圧に負けないぜ

3m滝 右岸直登する

明るい沢だなぁ

林道の下を通過する

ロープが垂れ下がっている広い淵。これを過ぎると、、、

来ました。メインの一つ。ゴルジュ3段滝

ゴルジュ3段最初の2m。補助ロープで確保する。

ゴルジュ3段目 8m滝 右岸からアプローチし登る

10mナメ滝 滑りそうなので慎重に

滝川谷もうひとつのメイン 10m大滝 これは右岸から登山道に出て高巻く

4mの滝を登りおちつく

今回は丸木橋で終了 お疲れ様でした

沢で冷えた体を温めるにはやっぱりこれでしょ、ケトルはたためるのでとても便利

軽量クラスのヘルメット 本当に軽くてかぶっていることを忘れてしまう

ドライナミック3/4タイプを使用 遡行中は寒さを感じなかった

今日も無事終わることができました

駐車場まで登山道を下る

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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