脊振山系 沢登り②滝川谷パート2 ~今回は10m大滝に挑戦~
- 投稿者
-
酒井 健
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2016年07月27日 (水)~
- メンバー
- 福岡パルコ店 酒井 留奈 福岡パルコ店 アルバイト 宗
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 入渓<45分>林道下<10分>ゴルジュ3段滝<65分>10mナメ滝<20分>10m大滝<60分>丸木橋<10分>終了地点
- コース状況
- ここのところ雨はそんなに降っていないが前回と劣らずしっかり水量もある。今回はわりと多めにロープを出した。
また難易度に関しては、あくまで沢経験者であれば初心者または初級ということ。日々変化する沢はなかなか難易度での表示は難しいので目安程度に。ビギナーは必ず経験者と同行をしましょう。
- 難易度
感想コメント
さて今回も前回と同じ“滝川谷”にやってきた。今回は昨年から一緒に沢登りをしている宗さんを加えた3人での遡行になる。天気も良く気温も高いのでもってこいの沢日和~。前の休みはしっかり登山だったので今日は涼しい休日になりそうだ。
今回は新しくできている林道まで車で上がり「金山登山口」の看板がある広くなっている場所に駐車。“花乱ノ滝”を見学するた一先ず下る。ひとしきりマイナスイオンを浴び、砂防提まで登り返していざ入渓。最初の3m滝で全身濡れるも難なく登り、熱くなっている体を冷やしながら進んでいく。沢で怖いのが、どんな所でも滑る可能性が大いにあり、場合によっては体のどっかを強打し人知れず悶絶する羽目になることだ。前回来た時に、登れるだろうと思い込みロープを出さなかった結果、なかなか上がってこないから戻ってみたら滑って臀部を強打したらしく絶賛悶絶中だった嫁。そんな思いをさせるわけにはいかないので、教訓としてしっかり確保し無事に通過。林道の下をくぐり、駐車場所まで上がってきた。
前に不思議に思っていたロープが一本垂れ下がっている意味を今回知った。なんと“ターザン的ダイブ”をするためのものだった。なるほど‼‼それを知ったらやりたくなるのが男の子魂。もちろんトライ・・・ん~、悪くはないが思ったほど自分の中で盛り上がらなかった。それを見ていた二人の視線が水よりも冷たかったのは言うまでもない。
さて、これを過ぎるとゴルジュ3段滝になる。泳げない嫁をロープで確保。危なげなく突破。続いて4m滝を右岸から登り、宗さんが続き、嫁は左岸から高巻く。そしてたっぷりコケ付きの10mナメ滝。個人的にはここが一番の核心。とにかく滑る。靴がラバーだから何のグリップもなくひたすら滑る。今回は真ん中に行き過ぎて身動きが取れなくなってしまった。右上の倒木にスリングをガースヒッチしてさらにスリングを繋げてセルフを取り何とか上がり切った(たぶん左側を登った方がいい気がする)。そして10m大滝になる。
前回は高巻いて通過したので今回はコレに挑戦。一先ず滝頭に上がってトップロープにしてトライ。滝の左側を直登し、7mほどは問題なく登れる。そこから右に向かっていきたいところだが非常に水圧が強く顔を上にあげることができない。当りをつけて探るが手応えを得ることができない。ビレイ点を左側にセットしたので、万が一右に登りすぎて落ちた時に振られてしまう。そのため今回は左側に抜ける形になった。
ここを過ぎると穏やかになり、やがて終了点としている“丸木橋”に着く。今回もここで昼食にして、登山道を下った。
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