脊振山系 沢登り④金山沢 ~開放感のあるとっても明るい沢!天然の滑り台で大はしゃぎ!~

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
酒井 健
さいか屋藤沢店 店舗詳細をみる
日程
2016年08月10日 (水)~
メンバー
福岡パルコ店 酒井 留奈 福岡パルコ店 アルバイト 宗 その他友人2名
天候
晴れ
コースタイム
入渓<30分>深い釜の5m滝<80分>一つ目の砂防提<20分>最後の滑りやすい3m滝<25分>終了地点
コース状況
9mナメ滝(滑り台)の次の5m滝は右岸から高巻き可能なので無理そうならそちらを。その次の4m滝も滑りやすいので注意が必要。二つの砂防提はどちらも右岸から高巻き可能。
基本的にそんなに難しい沢ではないがパーティの力量によりロープの必要な滝がある。今回は3か所使用。多少の段差はスリングでフォローした。状況により判断が必要。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

前回の洗谷遡行メンバーに嫁が加わり計5名のパーティで金山沢にやってきた。今日も天気に恵まれバッチリ気温も高く準備の段階で汗ダラダラ。沢に入る前はこのくらいがちょうどいい。装備を確認し、まずは“坊主ケ滝”に向かう。

滝に近づくだけで急に空気が冷たく感じる。そんな涼しい場所で遡行図を見ながらルートの確認をして出発。いきなり急な傾斜を登り“坊主ケ滝”を高巻き、5m滝の上から入渓。いつもながら最初はとても冷たく感じるがものの数分で慣れてしまう。緩めの滝を通過し、この沢のメインともいえる9mナメ滝に到着。この9mナメ滝は天然の滑り台になっていて、この沢最大のアトラクションだ。いつもは1回しか滑らないのに今回は3回も・・・遊びすぎた・・。
さて、再度右岸を滑らないように登り(ロープ設置されている)適度な段差を越えると、深い釜を持つ5m滝になる。これを右岸直登し、ロープを出す(ここは右岸に高巻くことが可能)。無事に登り切り、連続して2本に別れている滝になる。中央の4m滝を登るが、微妙に滑る。この滝には残置スリングが2か所ありそれを使うことも可能。ちなみに左岸側の滝も登ることはできるが滑るので注意が必要。ここもロープを出し、突破。上がったところで小休止し、明るい沢の中を進む。それにしても虫が多い‼
しかし天気が良く水の中にいることが本当に気持ちがいい。そんなことを思っているうちに一つ目の砂防提に着き、右岸から高巻く。すぐに入渓し、進むと2m滝になる。高さはないが水圧が強く何気に苦戦。女性陣をスリングで引っ張り上げる。そして二つ目の砂防提を右岸から高巻く。
そのあとはひたすら明るく穏やかな沢になる。適度に段差があり、たまに全身濡れながら、ときに恒例の禊を行い、水と戯れる。
最後に、3mほどのちょっと滑りやすい滝を左岸側から登る。足場は問題なくあるが持てそうな岩なかなか無い。いろいろ試した結果、水平のクラック(岩の割れ目)に右手のハンドジャミングが思いのほか効き、これで登ることができた(ここにも残置がありそれを使うことも可能)。ここでも念のためロープを出し、無事に突破。深い釜で最後にしっかり濡れ、予定の終了点“二俣”に到着。一先ずお疲れさまでした。

ここで昼食を済ませ、沢靴から登山靴に履き替える。二股を右に行きすぐ右側に道がある。それを登ると数分で金山の登山道に合流する。道標も設置してあり、それに従い“坊主ケ滝登山口”に向かってあとはひたすら下る。

前回の洗谷に比べると川幅もあり全体的に明るいので開放感のある沢登りが楽しめた。脊振山系の沢でも非常に人気の高い沢。今回はちょっと水量が少ないように感じたが、十分に楽しむことができたし、ケガ無く終われたことに感謝感謝。いや~お疲れ様でした。

フォトギャラリー

沢登りお決まりの滝行?!

坊主ケ滝を巻いて登って

ここから入渓

きた!!滑り台

スタートからいきなり本日のハイライト的な楽しい滝

次はこれ

右岸を登っていく

水量はあるもののつかむところも沢山あり

左岸側の滝は水量が多く勢いもあり登るのは厳しい

滑るー残置は使わずに行こうと思ったがダメだった

セカンドビレイをする私

日向で休憩

本当に気持ちいい

一つ目の砂防提の先 2mほどの高さだが水圧が半端ない

砂防提のあとは明るく穏やかな沢に

3mの滝 ハーケンがある

水平のクラック(岩の割れ目)に右手のハンドジャミング

最後に今一度全身濡れる

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

さいか屋藤沢店 - 登山レポート

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部