北アの最奥へ№2(三俣蓮華岳~双六岳)

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投稿者
あやや(おとな女子登山部)
日程
2016年09月27日 (火)~2016年09月28日 (水)
メンバー
おとな女子登山部:荻野なずな部長
天候
①晴れ②雨③晴れ④雨
コースタイム
1日目
折立(225)五光岩ベンチ(50)太郎平小屋(10)太郎山(5)太郎平小屋(20)薬師峠キャンプ場泊
2日目
薬師峠キャンプ場(15)太郎平小屋(75)北ノ俣岳(200)黒部五郎岳(100)黒部五郎小舎泊
3日目
黒部五郎小舎(70)巻道分岐点(40)三俣蓮華岳(60)双六岳(50)双六小屋(90)鏡平小屋(30)シシウドヶ原(45)秩父沢(60)わさび平小屋・テント泊
4日目
わさび平小屋(60)新穂高温泉
コース状況
・コースはよく整備されていますが、ゆるやかな地形部分は視界不明瞭時は迷い易いです。
≪お手洗い情報≫
・折立ヒュッテ(簡易水洗/ペーパー有)
・太郎平小屋(未確認)
・薬師峠キャンプ場(簡易/ペーパー有)
・黒部五郎小舎(簡易水洗/ペーパー有)
・双六小屋、鏡平山荘(未確認)
・わさび平小屋(水洗/ペーパー有)
・新穂高ロープウェイ(未確認)
難易度
Google Map
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感想コメント

→№1からの続き

双六小屋を目指し一旦標高を落として行きますが、目の前に槍ヶ岳がどどーんと見える景色は圧巻です。
贅沢に槍穂を眺めながら砂礫地帯を歩くとさながらどこかの外国に居るような気分です。

8月に大キレットに出掛けた部長は「槍ってあんなに尖ってたっけ?」とコメントしておりました。
私たちと似た様な年の女性2人組が楽しそうにセルフィーをしているのが印象的でした。

双六小屋で小休憩し、通常通りの鏡平経由での下山を決めるとあとはほぼ下りという事で精神的に楽になりました。
途中、にっぽん百名山の取材クルーにも出会い(実は去年の10月にも谷川岳で会いました。)
まさに旬な季節に訪れる事が出来たのだと実感しました。

弓折岳までは再び槍穂のパノラマを眺めながら、メルヘンな鏡平小屋を目指します。
(鏡平小屋はテント泊スペースが無いので注意です。)
かなり整った小屋で絶景も望める事から、ハードな機材を持ち込んでいるカメラ好き登山客が多かったです。2,100m前後に位置するのでピークハントなしでのんびり過ごすのも良さそうです。

歩きやすい木道を下り、シシウドヶ原へ出ると乗鞍岳や焼岳もお目見え。
小池新道からわさび平小屋までさくさく進みました。
小屋からプラス1時間で下山できますが、折角なので泊まることに。
(と言いますか、私の調査ミスで3泊4日のつもりで居たのでごめんなさい。)

この近辺は水が豊富で、小屋のお手洗いは何と水洗。川には洗い場もありお風呂までありました!!
新穂高温泉⇔わさび平小屋間は関係車両が通っているのでアルコール類もお安い(笑)
山小屋デビューにも良い立地です。

ごはんをゆっくり食べ、星空を鑑賞し、大満足で最後の夜を楽しみました。

■4日目
お天気は下り坂という事で早めに新穂高ロープウェまで下山。早く着いたので、部長と足湯をしながらバスを待ちました。強くなっていく雨にも関わらずちらほら登ってくる方を見掛けました。

関西からはなかなかアクセスが遠いですが、お休みが沢山取れたら是非ご検討頂きたい山です。
久し振りにとてもリフレッシュ出来ました。
同行してくれた部長に感謝です。ありがとう!!

■基本の服装
上:スキンメッシュ半袖 薄手メリノウール長袖
下:サポートタイツ オールシーズン用パンツ

フォトギャラリー

双六岳(2860.3m)にて

三俣蓮華岳→双六岳への稜線。奥に笠ヶ岳。

外国の荒野みたい。奥に槍穂。

鷲羽・水晶方面

双六小屋からは槍ヶ岳への西鎌尾根が派生しています。キツそう・・・。

秋空とおふざけⅡ

実際は本当にクリアに見えました

鞍部の双六小屋

ミヤマダイコンソウ

メルヘンな鏡平小屋まで下ります

槍穂を映す鏡池

足早にシシウドヶ原通過

暑くて暑くて・・・秩父沢でクールダウン中

小池新道は歩きやすい

わさび平小屋到着!美味しそうなりんご達がお出迎え

今夜はキーマカレー☆残った食材も使い切ります

小屋と星空

こういう看板を見ると、次の山に思いを馳せたくなりますね

無事新穂高ロープウェイに到着

ホッと足湯でフィニッシュ

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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