梅雨の晴れ間にテント泊・甲斐駒&仙丈②
- 投稿者
-
本田 康之
イオンモール各務原店
- 日程
- 2023年06月19日 (月)~2023年06月20日 (火)
- メンバー
- イオンモール各務原店 本田康之
他1名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 長衛小屋TS(7分)二合目登り口(27分)二合目(43分)5合目(46分)小仙丈ヶ岳(55分)仙丈ヶ岳(17分)仙丈小屋(35分)小仙丈ヶ岳下分岐(24分)五合目(52分)長衛小屋TS・・・・・テント撤収
長衛小屋TS(10分)北沢峠
北沢峠13:05⇒仙流荘13:55
- コース状況
- アプローチ
・車利用は国道152号戸台口から仙流荘方面へ
・公共交通機関はJR伊那市駅からJRバスで高遠、高遠からは伊那市循環バスで仙流荘
⇒南アルプス林道はマイカー規制の為、仙流荘から先はバスで移動
①6月中旬、今年は6月15日から北沢峠までバスが運行されます。この時期の平日は8:05が始発になり、切符売場は7:30頃に開きました。乗車用と切符用の列が2列できます。
(5:30に荷物を置きに行きましたが、14番目でした。この日は全員、始発に乗車)
土日はかなり混雑しますので、早めに列に並ぶ必要があります。
②登山者駐車場は1000円、夜間でもトイレが使えます
③北沢峠にトイレ・水場があり、小屋でジュースなど購入可能
④長衛小屋がキャンプ指定地で1人1000円。水場・トイレ・予約制シャワーあります
⑤長衛小屋~仙丈ヶ岳2合目への近道があり、北沢峠まで戻らずにすみます
⑥2合目以降は尾根に出て、危険箇所はなく、緩やかな尾根道です
⑦5合目が大滝頭で馬の背分岐になります
⑧6合目手前で樹林帯を抜け、ハイマツ帯を進みます
⑨早い時期は小仙丈ヶ岳手前で雪渓があります
⑩小仙丈ヶ岳を巻く道もありますが、頂上は展望が抜群ですので登ったほうがよいです
⑪小仙丈ヶ岳からは見晴らしのよい稜線で、途中、仙丈小屋への道が分岐します
⑫仙丈ヶ岳から仙丈小屋に下る際も早い時期は雪渓が残ります
⑬仙丈小屋は6月中旬~10月下旬開設、トイレ・売店あります
⑭仙丈小屋から馬の背コースで5合目までルートがあります
⑮この時期の平日は10時が始発、16:00が終バスになり、北沢峠にある待合室はバスが終了した時点で閉鎖されます。
⑯立ち寄り湯は仙流荘が600円(火曜休みが多い:12:00~20:00)
- 難易度
感想コメント
二日目は仙丈ケ岳へ。
今日の終バスは16時ですが、13時のバスに乗る予定で5時前に長衛小屋テントサイトを出発。この時間だともう明るくなっています。
仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ・3033m)は南アルプス北部にあり、東側に小仙丈沢カール、北側に藪沢カール、南東側に大仙丈沢カールと三つのカールを持つ日本百名山の一つ。男性的な甲斐駒ケ岳に対して、優雅で美しい姿から「南アルプスの女王」とも呼ばれ、稜線からは富士山、南アルプスの山々はもとより、八ヶ岳、奥秩父、そして中央アルプス、北アルプスまで一気に展望することができます。
昨日に比べて、傾斜の緩い尾根歩きが続き、5合目までテンポよく歩けます。ここまで1時間くらいなので休憩ポイントとなります。この先、6合目手前で森林限界を超え、目の前にハイマツ帯の上にある小仙丈ヶ岳が見えてきます。日差しがまぶしく暑くなってきますが、そよ風が心地よい。振り返ると甲斐駒ケ岳が見えるはずですが、今日はガスが出ているようで、昨日同様に天候をうまくついた今日の仙丈ヶ岳に来てよかったと実感しました。小仙丈ヶ岳に出ると、どんと仙丈ヶ岳が目の前に現れ、本当にきれいな姿が実感できます。先ほどまで見えていた富士山は逆に隠れてしまいましたが、北嶽からから農鳥岳のラインはよく見えています。ここからの稜線は途中、岩場がありますが、快適な稜線で、やや距離がありましたが、苦にならなかったです。
仙丈ヶ岳に来るのは30年ぶりくらいですが、その時の記憶はなく、また刷新。山頂から遠く見える北アルプスや中央アルプスも目に焼き付けました。
帰りは仙丈小屋経由で帰りました。立ち寄った仙丈小屋前のテラスも展望がよく、いいロケーションにある小屋です。今日は帰りの小仙丈ヶ岳を巻く巻道のハイマツで顔をのぞかせた雷鳥を発見、しばらく粘りましたが近くには来てくれなかったのが心残りでした。
テント場には10時台に戻ってこれたので、13時のバスには楽勝で間に合い、予定通リに乗れて大満足の二日が終わりました。
本日の装備(初夏のアルプステント泊ベースキャンプ方式)
気温は15度前後、ガスが出ているせいかやや肌寒い
①ウエアー
インナーは(アイスブレーカー)メリノウール半袖 (マムート)長袖ジップシャツ
ボトムスは(ミロ)トレッキングパンツ
②ギア
登山靴は(スポルティバ)ハイカットシューズ、
ザックは大型が(オスプレー)65㍑、小型が(カンプ)30㍑、
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。