秋の朝日岳・雪倉岳・小蓮華山(北アルプス)
- 投稿者
-
日下部 友哉
横浜西口店
- 日程
- 2016年10月04日 (火)~2016年10月05日 (水)
- メンバー
- 他1人
- 天候
- 10/4 曇り/晴れ 10/5 曇り/晴れ/小雨
- コースタイム
- 10/4
蓮華温泉ロッジ(25分)アヤメ平(90分)白高知沢(75分)花園三角点(150分)吹上のコル(40分)朝日岳(35分)朝日小屋
総行動時間:6時間55分
参考コースタイム:8時間20分
10/5
朝日小屋(220分)雪倉岳(25分)雪倉岳避難小屋(60分)鉱山道分岐(45分)三国境(40分)小蓮華山(60分)白馬大池(95分)蓮華温泉ロッジ
総行動時間:9時間5分
参考コースタイム:10時間55分
- コース状況
- 白高知沢辺りまでは木、木道が濡れていて滑りやすかった。
五輪尾根はトラバースが多く、道も狭いところもあるので歩行注意。
吹上のコルはその名の通り風が強く、ウィンドシェル着用。
水平道は登り下りの繰り返し。
三国境に近づくと白馬らしいガレ場が増えてくる。
- 難易度
感想コメント
念願の北アルプス最北端 朝日岳・雪倉岳に行ってきました!
台風も接近していたので東北に行くか迷った末、白馬方面の天候が回復傾向だったので当初の予定通り朝日岳・雪倉岳を歩くことにしました。
蓮華温泉までのアクセスがなかなか長く車の運転が大変ですが、静かな山歩きのためにがんばりましょう(笑)
1日目は蓮華温泉からスタートしてアヤメ平、朝日岳を経由して朝日小屋を目指しました。
登山口から標高を上げていく山がほとんどだと思いますが、蓮華温泉からいきなりの下り。。。
地図をしっかり確認していませんでした(汗)雪倉下ノ沢まで約300mの下り、橋を渡ってようやく登りスタートです。さらに歩いて白高知沢に着いたはずだったのですが、橋のまわりがガスガスで全然下が見えず。。。ちょっと怖かったです。ずっとガスガスの中を歩いてましたが標高上げていくと雲から抜けました♪
これぞ北アルプス、やっぱりこうじゃないと。木道をずっと歩いて花園三角点まで来ると朝日岳が見えてきます。木道や登山道を歩きながら五輪尾根に入ります。吹上のコルまでが意外と遠く感じましたが紅葉と時より現れる沢の冷たい水に癒されながら歩きます。
吹上のコルはその名の通り、風が強く身体が冷やされるので1枚羽織らないとダメでした。
その後、朝日岳までの道も風が強いのでウィンドシェルを着たまま行動。
朝日岳に登頂すると雲海が見渡せ、小屋までのあと残りわずか。
いよいよクライマックス、朝日岳から標高を下げていくと可愛い絵になる朝日小屋が見えてきます。
いい雰囲気です、ようやく来れました♪
小屋でテント泊の受付をして炭酸で乾杯して、テント設営♪
もちろん小屋の目の前ですが、テント場もとても良いロケーション♪比較的平らなところが多いです。
夕景を楽しみながら鍋を食べて夜8時くらいには就寝してました。
2日目スタート。
2日目の行程がコースタイムで約11時間と長いのと台風が接近しているので、15時前には下山したいところ。朝2時30分起床、4時に出発。久々にヘッデンをつけて歩きます。真っ暗な中を歩くのもなかなかアドベンチャーで楽しかったです♪約2時間歩くと空が明るくなり、朝焼けも少し見ることができました♪
雪倉岳に着くと白馬岳、旭岳、奥には剱岳も見えました♪良い景色です♪
そして雪倉岳から雪倉岳避難小屋へ向かう途中、雷鳥2匹に遭遇しました♪もう冬毛に変わってきてました♪
雪倉岳避難小屋はとても綺麗で洗剤の臭いがしたくらいでした。結構使用してる人がいるみたいですね。
ここから三国境まで登りです。だんだんと白馬らしいザレ場が増えてきます。三国境まで来れば白馬岳もすぐそこなのですが、今回は時間がないので小蓮華山を目指します。
去年、猿倉から白馬三山を縦走しましたがそのときとはまた違い、小蓮華側から見ると男らしいかっこいい白馬岳でした♪そして小蓮華山で小休止。朝日小屋で購入した鱒のすし!これが美味しいんです!なかなか山の中で食べれるものではないので朝日小屋に行った際は購入をおすすめします♪
あとは白馬大池を経由して蓮華温泉に下るだけ。大池への稜線もそそられます♪
蓮華温泉に下りるまでにパラっと降られましたが天候が大きく崩れないうちに下山できました。
本当は下山は鉱山道を歩こうかと思ったのですが、谷筋のルートなので雨が降ると危険だそうで今回は止めにしました。またそのうち歩いてみたいです。
稜線付近の紅葉は終わっていましたが、標高2000m付近の紅葉が鮮やかで綺麗でした♪
久々のテント泊でなかなかペース上がらずでしたが、やっぱり山で過ごすのは最高です♪
最後こそ小雨にはなりましたが、意外と天気が持ち、静かな山旅を楽しめました♪
■気温
10/4 日中:約20℃
10/5 朝4時:約15℃ 日中:約20℃
■レイヤリング
上:
①スキンメッシュノースリーブ(finetrack)
②メリノウール150LS(berghaus)
③メリノウール半袖Tシャツ(ibex)
風が強いとき、寒いときなどこの上にウィンドシェルを着用。
下:ファストハイクパンツ(berghaus)
今回は気温が高めだったので上記のレイヤリングでも暑いくらいでした。
ただ北アルプスの秋は冬の入り口でもあり天候の急変も考えられるので
薄手のフリース、ダウン、またグローブも必須です。
■テント場
1人1000円
トイレ ペーパーなし
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。