八ヶ岳アイス 三叉峰ルンゼ

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投稿者
なみへ~(おとな女子登山部)
日程
2016年12月14日 (水)~2016年12月14日 (水)
メンバー
イオンモール東久留米 赤羽
天候
曇り時々☀のち雪
コースタイム
赤岳山荘-100分-赤岳鉱泉-200分-三叉峰ルンゼ-70分-赤岳鉱泉-60分-美濃戸
(おまけ赤岳鉱泉-三叉峰ルンゼ手前まで落し物をとりに行き 70分)
コース状況
美濃戸口から赤岳山荘までは薄っすら雪がかかっている程度、今後凍結に注意して下さい。
赤岳山荘から赤岳鉱泉までは雪積もっています、歩きなれていない方アイゼン必須です。
赤岳鉱泉から三叉峰ルンゼはもも~腰程度の積雪、
三叉峰ルンゼF2は半分以上埋まっており核心部分のアイスのみ露出していました。
上部からの雪が流れてきますので、雪崩などにも注意が必要です。
アイスキャンディは7割がた完成していました!
難易度
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感想コメント

この時期になるとにやけが止まらない職場の赤羽氏と八ヶ岳へ
私は今シーズン初アイスクライミング。
先日越沢バットレスでアイゼントレーニングをし緊張感増し増し。
そのあと「MERU」の試写会を見て、ハートを撃ち抜かれたので気合も増し増し。

予定では三叉峰ルンゼから石尊稜へぬけて稜線へ、地蔵尾根を下るというルート予定でした。
当日まで緊張しっぱなしで、胃がきりきりして参っていました^^;

出発前夜は風雪の予報、早朝は美濃戸山荘では雨が降っており様子をみます。
雨が止んでからの出発で予定より1時間半遅い出発、とりあえず行けるところまで様子を見に行くことに。
赤岳鉱泉はテント泊の方も1組、山岳警備隊っぽい方々の団体様がいらっしゃいました。
身支度をして赤岳鉱泉出発、登山道をそれたところから雪深くなってきます。
ラッセルをしながら前に進みます、降りかえると小さく青空が見えました。
前方には小同心がクラックをみせながらキラキラしています!
みとれて夢中でラッセルをしていたら小同心ルンゼに入ってしまい一度戻ります。
正しい道にもどって再び赤羽氏ラッセル地獄、もう力尽きて後ろで応援^^;
最後のいいところだけラッセルという名の雪遊びでつめます。

ルンゼの中は雪崩の危険もあるので、周囲の地形や雪の様子をしっかり見ながらすすみます。
新雪はサラサラで滝の上からもシャワーのように降り注いできて緊張します。
三叉峰ルンゼの核心となる氷の部分が見えていたので、そこでトップロープをはり練習することに。
とりつきまでのアプローチで5時間ぐらいかかり、出だしも予定より遅れたので予定を変更。
久しぶりのアイスクライミングで垂直の氷にかなりもたつきました。
登り切った先は、雪が積もってリードはプロテクションに苦労したようです。
雪かきしながらアイスクライミングしていたようでいろんなものが落ちてきた。
ビレイ中はハードシェルでしっかりガードしないと中の衣類も濡れます。

気温はどんどん下がり稜線では風が強まっている様子です。
雪のシャワーが降り注ぐ頻度が多くなります、全ての物がどんどん凍っていく・・・。
そろそろタイムオーバーということで下山開始。
自分で背負ったロープにがんじがらめにされながら下山。。。
この下山途中・・・アイスアックスを片方落としていたみたいで赤岳鉱泉で気付く。
ヘッデンだけもって、また元来た道を登り返す事45分・・・。
だいぶ上で発見~!一人での軽身の雪山歩きを楽しみながら下山は20分で駆け降りる。
赤岳鉱泉で待機し凍りかけた赤羽氏も途中まで様子をみにきて合流。
そのままヘッデン準備して赤岳山荘まで駆け降りた。プチトレランのおかげで軽快な足取りだ!

日暮れが早いのでヘッデンは常にだせるようにしておきましょう!
できれば出さないように下山をしたかったのですが、やらかしてしまった。。。
今回もやはり反省点の多いアイスクライミング山行となってしまった。
装備の装着についても家でシュミレーションしたのと、現場では使い勝手が予想通りいかない。
忘れないうちに修正し、次回はより快適なアイス山行にししよう!


皆様も、未知の世界へ一歩踏み出してみませんか?

フォトギャラリー

良く歩いたな~

赤岳山荘付近、赤羽氏の一歩はなみへ~の2歩

沢沿いの積雪

アイスキャンディへようこそ

まだこんなものかと思いきや

目印のこれをすぎると

様子がおかしい

目の前の青空にみとれて

ちょっとルートミス

もっといいところ撮影して~

青空とかいれて~

とりつき手前で息絶えるの図

ビレイさみ~ 上から撮影の余裕の赤羽氏

氷はまずまず、右側はもろい~

左側のほうが足があるから安心

寒さが伝わる?登ってる方が温まる

何度もトライ

グローブから中に着てるナノパフから全て凍る

おいてけぼりのアックス、ちゃんと迎えにいきましたよ。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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