霜柱クラッシャーが行く~竜ヶ岳(山梨県)~
- 投稿者
-
浅見 直紀
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2016年12月15日 (木)~2016年12月15日 (木)
- メンバー
- 「Aの会」の幹部連中四名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 本栖湖キャンプ場→(140分)→竜ヶ岳山頂→(90分)→本栖湖キャンプ場
- コース状況
- 霜がとにかくスゴイので、気温上昇に伴うぬかるみに注意
- 難易度
感想コメント
「クリパしよう」
今回は、そんな会長のツルの一声で始まったとかそうでないとか。平身低頭で絶対追従の心構えを施されている身としては、ハイかYESかouiかJa、その四択しかなかった。
選択したルートは、王道のキャンプ場ルート。本栖湖畔から地味に登るのだ。気温は氷点下3度。いやぁ寒い。が、風がほぼ無いためかそんなに寒くない。どっちなんだ。ハッキリしないヤツだな。
キャンプ場を抜けて一旦車道に出、そこから林を突っ切ってゲートまで。ここから登りだす。
九十九折りにじっくりと登っていく。斜度もさほど無く、快適だ。もうこの段階で、白髪ネギのような霜柱がお目見えしていた。足先で小突くだけで粉砕されるほどに脆いが。
それがいけなかった。
気分は童心へと立ち返っていた。見えている霜柱はもちろんのこと、隠れているものまでわざわざ蹴り崩していく。た、楽しい・・・・だと!?
そして連鎖して、幹部Fさんが「ぐへへへへ」笑い声とともに崩していった。しっかりと固い霜柱は強く蹴ったくらいじゃあ壊れない。それがまた童心へ立ち返らせる。
振り返ると西湖や十二ヶ岳が見えていた。富士山も見え・・・あ、隠れた。幹部よ、ブーイングしてもダメなんですからね!
で、ベンチ付きの休憩スポットを過ぎて、ババンと広くなればそこが山頂。奥にあるのは雨ヶ岳だ。いやあ、360度のパノラマ!素晴らしい。空いているベンチを一つ使い、調理にとりかかる幹部たち。私?ガスが冷えないように温める役です。今回は調理という面では機能しないのだ。食材を調達出来なかったから、というのは言い訳がましいが、そこで残り物でも華やかに仕上げる料理スキルを持っていないのです。幹部連中はパチパチと手を叩きたくなる仕上がり具合だ。いつ見ても勉強させられるなぁ。
で、調理・食事・その他で1.5時間は山頂に居た。その間、無風とは言え寒空のしたで過ごしたわけで、それはまるで耐寒訓練のようだったわけで・・。初の雪山以外でビレイヤーパーカー出動。アイスクライミングでビレイヤーがジッとする時用のモコモコなダウンジャケットですよ!?それを着てニットも被って震えるってどういうこと!?
なお、帰りも着ながら歩いた。雪が無くて乾燥していたせいか?下手な雪山よりよっぽど寒かった!
下山時は、途中の分岐を曲がって本栖湖の麓へ。寒すぎて膀胱を刺激されるなか、急いで下った。道が歩き易かったことが功を奏した。しかし、落ち葉で正規ルートが若干判別しづらい箇所があるので、そこは慎重に。最後の最後でこけたことは秘密だぜ
今回の教訓。冬の調理時はカイロを持っておくと良い。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。