奄美大島 湯湾岳
- 投稿者
-
中澤
ららぽーとTOKYO-BAY店
- 日程
- 2017年01月24日 (火)~2017年01月24日 (火)
- メンバー
- 家族1名
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- 駐車場・湯湾岳登山道入口ー(15分)ー祠ー(5分)ー山頂手前の石碑ー(5分)ー祠ー(15分)ー湯湾岳登山道入口・駐車場
- コース状況
- 難易度
感想コメント
奄美大島に行ったので湯湾岳に登ってきました。
湯湾岳の登山道は2コースあり、ひとつは宇検村から展望台まで行き50分ほど山道を歩くコース。もうひとつはフォレストポリスキャンプ場まで行き、さらに車で登山道入口まで行って20分ほど歩くコース。当初宇検村方面から歩く計画でしたが、調べてみると道路が通行止めになっているということだったので、短めのコースのほうで登ってみました。
奄美大島は日本で一番日照時間が短く、曇ったり雨が降っている日が多い土地らしく、3日間の間、一日一回はぱらぱらと雨が降っていました。すぐにやんで晴れて暖かくなるのですが、風も毎日強くて、なかなか天気が読めないので20分くらいでも雨具は必携です。
レンタカーのナビが古くて湯湾岳登山口とか設定がなく、道標を見ながら進んだら左手に入口の看板が見えてきました。ずっと左を見ていたら、入口手前右側に入ったところにある駐車場を見落としてしまい、2kmほどバックで走るはめに。道が細くて軽でもUターンできず、ここで脱輪したら終わりだよ!!au電波ないし!と言いながらやや焦って戻りました。
山頂まではボードウォークと呼ばれる木道が階段になっていて歩きやすいのですが、濡れているとすごく滑るのでゆっくり歩いたほうがいいです。15分くらい歩くと赤い鳥居が見えてきて祠や馬みたいな像がある広場に出ます。なにやら神聖な空気でただならぬ雰囲気。
ここは山上拝所らしく、真言宗のお堂、古神道の祠、奄美開闢2神の碑があります。
祠の先に踏み跡があり山頂はこっちかと進むと藪で危険を感じたのでやめ、ちょっと天気もぐずついてていたので諦めて帰ろうとすると鳥居の横に登山道発見。いろいろよく見ていないのでいろいろ焦っていると気づく。5分くらい歩くと三角点風の石柱があり、かなり微妙だったけど先の道が下りになっていたのと、母親が「もうここでいいじゃん」という顔をしていたのでそこが山頂かと思い下山しました。
後日ネットで調べると、山頂の石柱にはちゃんと文字が刻まれていることが判明。まさかの山頂あと一歩で下山していました。悲しい。しかし湯湾岳は行く前から、神を祀っているので地元の人は登らないとか、姉妹の幽霊が出るとかいう情報を集めていたので、ちょっといつもの登山より控えめというか、あまり勝手にうろうろしてはいけないような気持ちで行ったのでちょうどよかったのかもしれない。ネットで見た祠付近の展望台はいまはありませんでした。
祠に戻ってもう一度写真を撮っていると雲が流れて太陽が出てきました。あたりは一気に明るく温かくなり、光の中で神馬を眺めると神以外の何物でもないという風格でした。下山後はマテリアの滝に行き、黒潮マングローブパークでカヌーをしました。カヌーのときはめちゃくちゃいい天気で風も穏やかになり、いま思えば奄美の神様の施しだったのかもしれません。帰りの道でトンネルを抜けると虹が見えました。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。