スノーシューで黒斑山

憧れのらんぷの宿高峰温泉に泊まって、翌日はスノーシューで黒斑山へ行って来ました。前日は富山にいたので、富山→長野→小諸へ新幹線と在来線を乗り継ぎ、小諸からアサマ2000パークスキー場へバスで入りました。そのバスは1日2便新宿始発なので、関東から黒斑山へ登山する場合にはとても便利です。

スキー場へ着くと、高峰温泉の雪上車が迎えに来てくれていました。屋根の上にも乗ることが出来るのでかなり楽しめました。何故か勝手に山小屋だと思っていたので、宿がこんなに素敵なところだとは！びっくり嬉しい感動でした！従業員の方もみなさんとても親切にして下さり、トイレ付の部屋もきれいで快適。お風呂は3種類あってすごく気持ち良かったです。食事はこれまた豪華で、大食漢の私も最後のごはんは遠慮する程お腹いっぱいになりました。夜は野生のテンが宿の近くまで来て観察出来たり、夜は満天の星空観賞会、朝は野鳥とりすがやって来たりと、自然のプログラムが充実でした。最近はたぬきが5匹生まれて近くに来るそうです。夜食に用意してあった五平餅も美味しかったです。とっても心温まる温泉宿なのでおすすめです！秘湯を守る会のスタンプも押してもらえます。

そして翌朝ものんびり。スノーシューとストックは宿で無料でレンタル出来ます。9時の雪上車でスキー場へ。そこからスノーシューコースの中コースに合流出来る入口があります。早速スノーシューを履いて歩き始めますが雪はざくざくとクラストした感触。あまりふかふかの雪を楽しめる感じではありませんでしたが、時々踏み抜くことも。全体を通してアイゼンを履いている方が多く感じました。細い箇所は気を付けて、中コースなら黒斑山まではスノーシューでも行くことは可能かと思います。

元々雨女ですが最近は天気に恵まれていて今回も快晴微風。トーミの頭からどーんと構える浅間山の雄大な姿が目に飛び込んで来た時は感動しました。写真で良く見る景色そのもの。とにかくかっこいいです。行動時間も短く、割と手軽に日本アルプスの展望が見られるのも美味しいです。土曜日だったのでたくさんの登山客で賑わっていました。我々はアイゼンを持って来ていなかったので蛇骨岳へは行かず、宿でお願いしたおにぎり弁当を山頂で食べて下山しました。また雪上車で宿へ戻り、温泉で身体を温めて帰りました。

山も楽しかったですが、宿が最高でした。夏の季節にも是非行ってみたいです。