小川山 クライミング

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投稿者
好日山荘スタッフ
岸和田カンカンベイサイドモール店 店舗詳細をみる
日程
2017年05月10日 (水)~2017年05月12日 (金)
メンバー
天候
コースタイム
廻り目平キャンプ場<15分>親指岩

キャンプ場<45>尾根岩3峰

キャンプ場<30>妹岩、マラ岩周辺<5>リバーサイドエリア
コース状況
濡れなし、フリクション良好
マルチでは風が通り寒い
渡渉は靴のまま
難易度
Google Map
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感想コメント

(~親指岩)
トポを見ながら、踏み跡を辿れば着きました。

・小川山レイバック 5.9 <#0.75、#1~#2 2セット>
90度のコーナーに走った綺麗なクラックがこんな近くに、ハンド~フィストの快適なクラックでした。ジャミング、レイバック、ステミングそれぞれの動きが出てきます。レイバック、ステミングなしのジャミング限定でも登りました、いいトレーニングになります。レイバックのみで登るのが一番難しそう、、

(~尾根岩3峰)
悪名高きアプローチ?。駐車場から続く林道を大きな分岐岩まで行き右へ。正面に第2峰が見えるような道ですが、第2峰を左へ巻くようなイメージで谷地形を詰めていきます。第3峰が見えたら右方向に、程なくしてつるかめスラブ(5.8)が見えると正解。南陵レモンは一番初めに見えてくるクラック形状?の顕著なラインです。

・1P リード
左側のフェイスにボルトが2つ、クラックからもいつでもプロテクションがとれます。30m程直上すると、右上にペツルのハンガーが2つが見えるのでそこで終了。

・2P フォロー
右に見えるフレークに向かってトラバース、フレークを超えたら簡単なスラブを直上し、大きな立木でピッチを切ります。フレークにカムを入れるも良し、灌木からランナーをとるも良し、距離は短く30mもないくらいでした。

・3P(5.9) フォロー
核心ピッチ。ハンド、フィストから弓状のクラックで上部はオフィズス、#3と#4を決めて上がっていました。私はフォローにも係わらず、人工でしか抜けれませんでした。ペツルのハンガーでピッチを切ります。普段ワイドをしない人にはほんと核心になります。

・4P リード
歩きです。15mほど歩くと目の前に岩峰が現れ、コル上になっていて立木に懸垂の残置支点があります。岩峰も登れるようですが、今回はここで降りました。懸垂は2回、下も立木が支点。向かって右方向のルンゼに吸い込まれるように降りました。

(~妹岩、マラ岩)
渡渉は飛び石で行けました。15分ほどの急登を登ると妹岩の基部へ、マラ岩もすぐそこです。

・レギュラー 5.10c ×
1便出しましたが登れませんでした。綺麗なフェイスで、上部は日当たりが良く気持ちが良いです。ホールドは比較的細かく、インドアのような動き、岩での繊細な動き、内容の濃い5.10cで知名度人気ともにトップクラスです。

・カサブランカ 5.10a <エイリアン赤、黄 #0.75、#0.5、#1~#2 2セット>
小川山クラックの登竜門。嫌らしい下部をプロテクションを決めながら慎重にこなし、フレアしたクラックを登ります。クラックはハンドでバッチリ、同じような動きを繰り返します。上部はフィンガーサイズですが、横向き効くホールドが左右にあるので抱えるように持ち身体を上げれます。オンサイトを逃し、2便目で。

(妹岩、マラ岩~リバーサイドエリア)
下山ついでに登ろうと、歩いて5分のリバーサイドエリアへ。

・アウトオブバランス 5.9
左側は縦に走ったクラック、右側には程よくホールドがまぶされたフェイス、グレード以上に繊細な動きが必要な面白い課題でした。


2回目の小川山。スポートルート、クラック、マルチ、ボルダーなどクライミングを楽しむのはもちろん、快適なキャンプ生活や焚き火、ここでの快適さを知ると本チャンにいく気がそがれるほどです。マルチやクラックをこれから!という方に今回の日程はおすすめです。
次はジャックと豆の木をやろう~

フォトギャラリー

小川山レイバック

こんなスタート

コーナーの綺麗なクラック

なんか良さ気

アセンジョニスト3つ

夜は牛、豚、鶏、野菜

カラマツ?が綺麗

南稜レモン、1P目

2P目

3P目

上から

3日目はレギュラーから

気持ち良さそう~

カサブランカ

中間部はフレアしたハンド

アウトオブバランス

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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