笈ヶ岳を目指すも敗退～修験者岳は遠きかな～

夏になると藪がうるさく、冬になると雪が多くて行けず、GW付近が行きやすい山、笈ヶ岳（おいずるがたけ）。
【西側から見て笈を背負った修験者に似た山容であることが、山名の由来とされている。】（wiki先生より抜粋）
山容がなにかに見えるパターン。さすがにこれは無理があると思う。

今回はGWよりも1ヶ月早く、林道もまだ通行止めなので、林道歩きが長くなりますが、
まぁ少々遅くなっても大丈夫でしょうと思っていましたが、甘かった。

まずは白山スーパー林道冬期封鎖の為、林道歩き片道2時間

ジライ谷渡渉してからも雪量多く、急登多し。
ワカンは付けるとまだマシですが、雪が緩く急登なので大変です。
締めたつもりで踏み込んで登って足元崩れる。
腰まで埋まることも数回。

天気がよくて、冬瓜山・笈ヶ岳・方位を適宜確認していれば、おおよそ道は探せますが、GPSがあると安心。

3人で交代しながら進んで進んで、10時半
急登が落ち着き、少し開けたところで休憩。
さぁ、どこまで進んだかな。
GPSで確認するとジライ谷渡渉点から冬瓜山までの半分くらい。

(ﾉﾟ⊿ﾟ)ﾉ

風は穏やか、登ってきたので体が熱いが、雪山の持つ冷気を体が感じて、気持ちいい。
北東をみるとすぐそこに冬瓜山、上は青い空、南を向けば白山が悠然と。
いい日だなぁ。
帰りましょうか。

そうしましょう！

撤退しました～。
やはり、林道通行止めが解除されて、雪量も少し落ち着いたＧＷあたりの残雪期がベストなのですね。



【服装・ギア】
　※主な物だけ記載、参考までに。
　ズボン・オーバーパンツ・ウォームアンダー・シャツ・フリース・ウィンタージャケット
　登って暑かったので、大体はアンダーとシャツでした。
　リュックには防寒着・登山靴（ミレー/ブレンバ）・厚手ウールソックス・スパッツ
　冬グローブ（インナーも）・帽子・ゴーグル・バラクラバ
　わかん・ストック・ピッケル・40ℓザック・サーモス900ml・携行食
　ヘッドランプ・ファーストエイド・ツェルト・地図・マップケース
【おすすめ人】
　中級者以上
【アクセス】
スタート・ゴール：ホワイトロード中宮口
【温泉】
　松任海浜温泉
　　なんでか海沿いの温泉に入りたいと話になりました。
　　風呂が海側に向いてなくて、海を感じませんでした。
　　あーあ。
　　でも潮の香りはしたよ。