定番コース　雷山から井原山縦走

九州の山のガイドブックには必ずと言っていいほど掲載されている雷山から井原山への縦走コース。公共交通機関利用で行ってきました。
　
　まずは筑前前原駅からバスで雷山観音登山口まで移動です。車窓から山の方を見ると稜線に雲がかかっており不安になります。
バス停でトイレを済ませ、身支度をしてスタート！先ずは林道歩き。沢沿いの道を行くと時々カニがちょろちょろしています。前日の雨のせいか滑りやすい岩に注意しながら登って行きます。清賀の滝で一休みし、長いトラバースを経て上宮。安全祈願をし、山頂を目指します。ここから急登の始まり。曇っているためやや涼しいのが救いでした。明るくなってくると雷山頂上！ガスのせいで展望は今ひとつでしたが広々とした気持ちのよい山頂でした。
エネルギー補給をしたら井原山への縦走に出発です。細かいアップダウンがあるものの概ね歩きやすい道。だんだん日も差してきて青空も見えてきました。よしよし。時折気持ちの良い笹原、そしてコバノミツバツツジがまだ咲いていました。これは儲け物です！もう終わっているものと思っていました。
井原山直下の急登に差し掛かると何やら山頂方面が賑やか。なんと小学生の学校登山でした。山頂では子供さんたちがお弁当の真っ最中。「こんにちは！」の集中砲火を浴びつつこちらもお昼ご飯。青空も広がってきて素晴らしい展望が広がり、小学生の歓声が上がります。よしよし、その調子で山好きになってお店に来ておくれよ、と思いつつ下山にかかります。
まずアンの滝を目指しましたが途中から急な階段の下り、アンの滝からは渡渉も何度かあり増水時には注意が必要です。キトク橋から車道を歩いて井原山入口バス停に下山！バスは40分後！ぐはあ。バス便が少ないので注意しましょう。

７月にはキツネノカミソリの群落が素晴らしいという井原山、険しいと噂の洗谷コースなどまた来てみたい山でありました。