庚申山 / 甲賀
- 投稿者
-
上田 哲也
グランフロント大阪店
- 日程
- 2017年06月19日 (月)~2017年06月19日 (月)
- メンバー
- 北大路ビブレ店:上田
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 小野・登山口~50分~庚申山・登山口~40分~庚申山(407m)~探索路周回・30分~庚申山~40分~小野・登山口
- コース状況
- 探索路・岩場コースは人が滅多に歩かないのか、倒木や草木に覆われている所が多数ありました。
水場:なし
WC:広徳寺の駐車場にあり
- 難易度
-
感想コメント
滋賀県の甲賀地方にある庚申山へ行ってみました。
庚申山は修験道で栄えた甲賀三霊山のひとつであり、比較的低地にあったため、里山伏たちの継続的修行の場であったとされています。
小野・登山口を出発して、まずは舗装された市道を歩いて庚申山・登山口へ。新緑が綺麗な車の走行できない道でしたが、ドクダミやイタドリ、ヨモギ、クマザサなどの薬草が道端にたくさん生えており、製薬を生業の一部として行っていた甲賀山伏がこの近くに住んでいた理由が分かる気がしました。
庚申山・登山口から国道を渡り、跨線橋を越えた先から山道へ。整備されているものの、一部電柱が倒れていたり、足元が荒れている箇所あり。左手に巨岩を見ながら階段道を登って行くと、庚申山の山頂に到着。三角点あり、すぐ先に鈴鹿山脈が一望できる展望台あり。気温27度でしたが、風が通って気持ちよい場所でした。
本尊が真鍮の祖として有名な庚申山広徳寺を抜け、駐車場で案内図を発見。「岩場コース」というのに惹かれて再び山中へ。竜王堂の手前から探索路を下り、登山道と交差した先が岩場コースでした。
巨岩が点在している様子が甲賀三霊山の飯道山や岩尾山とよく似ており、古の時代に山伏や修験道が起源という甲賀忍者が修行していたような険しい雰囲気が漂っていました。なかなか見応えがありますが、人がほとんど入っていないのか荒れ気味で、ヤブっぽくなっている箇所もありましたのでご注意下さい。
帰路は舗装路を歩いて小野・登山口に下山しました。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。