妙義山 表妙義・金洞山尾根

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投稿者
梅原 操
日程
2011年11月01日 (火)~2011年11月01日 (火)
メンバー
千葉パルコ店 梅原
天候
晴れ
コースタイム
金鶏橋⇒【45分】⇒堀切⇒【40分】⇒鷹戻しの頭⇒【30分】⇒東岳⇒【40分】⇒石門分岐⇒【35分(石門コース経由)】⇒大砲岩⇒【50分】⇒金鶏橋
コース状況
金鶏橋から堀切入口までは、一般的な登山道です。
堀切への登りに入ると道の様子は変わり、岩場なども出てきて険しくなります。
堀切から石門分岐までの区間は危険箇所が多く、全体的に気が抜けません。
石門コース上や大砲岩周辺にも、短いですが急な鎖場が数箇所あります。

登山道にはテープ・ペンキマーク・標識が多いので迷うことはないと思いますが、登山道から外れると非常に危険なので「何かおかしい!」と思ったら少し戻り、周囲を見て他に道がないか確認してください。
難易度
Google Map

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感想コメント

今回は前回歩いた白雲山尾根の続き、金洞山尾根を歩いてきました。

やはり破線ルートの道には険しく危険な場所が多かったです。他の山では鎖やロープが張られるような場所も、破線ルート上では張られていません。なので鎖やロープが張られている場所は他の山に比べるとかなり危険度が高く、それに頼らないと登降が難しい場所になっています。

金洞山尾根には表妙義で一番の難所である鷹戻しの頭がありますが、やはり今回歩いてみて一番の難所は鷹戻しの頭前後でした。
長い登りの鎖場は周囲の見晴らしが良いせいか、かなり高度感を感じます。腕力頼りの登りになるので、腕が疲労したら安全に立てる場所で一息入れつつ登りましょう。
下りの鎖場では上部の岩が張り出していて下部が見えづらいので、足の置き場を探すのに苦労します。なるべく岩から体を離して足元を見て下りましょう。バランスがとりにくいので、鎖に振られないように注意してください。
この先も鎖場は何箇所か出てきますが、鷹戻しの頭が通過できれば問題なく歩けると思います。

今回歩いた金洞山尾根は、白雲山尾根よりも危険箇所が多かったように感じました。
ルート上には絶景ポイントが多いのですが、そういう場所は危険ポイントでもあります。特に東岳~中之岳の道は景色が素晴らしいのですが左右がスッパリ切れ落ちているような場所があるので、鷹戻しの頭の次に危険な場所だと思います。景色を見るときは、必ず足を止めてからにしましょう。

金洞山尾根ルートは、登山というよりも非常に危険なアスレチックという印象でした。初心者の方や鎖場・高所が苦手な方にはお勧めできませんが、とても素晴らしく魅力的な山です。
興味のある方は他の山で岩場や鎖場歩きの経験を積み、時間に余裕を持った計画を立てて、安定した天気の日を狙ってチャレンジしてみてください。

フォトギャラリー

今回歩いた金洞山尾根

今回もほのぼの地図を確認してスタート

中間道から堀切への登り口

このハシゴの手前にある鎖場から、鷹戻しの頭への登りが始まります

今回の核心部①鷹戻しの頭への鎖場。先は長いです

これから向かう東岳(左)と中之岳(右)

こちらは前回歩いた白雲山尾根

表妙義の次は裏妙義へ

今回の核心部②鷹戻しの頭からの下り。足元が見えづらいです

中央部、陰になってる縦のラインを鎖をつたって下りてきました

東岳の頂上は絶景で凄い高度感です。休憩にお勧め

東岳から中之岳への道。岩の両側はスッパリ切れ落ちてます

中之岳の頂上。ここまでくれば危険な場所も残りわずか

中之岳の下りは最後の難所です

石門ルートにある第二石門。綺麗な青空

石門広場にある第四石門。少し紅葉

青空の中、大砲岩とゆるぎ岩のシルエット

紅葉の時期にはまだ早く、色づいた葉は少しでした

頭上注意!中間道にて

横幅が狭く、行き違いができない長い階段。こちらも中間道です

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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