開山1300年 お花一杯の白山(2702M) 一日目
- 投稿者
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木德 尚代
グランフロント大阪店
- 日程
- 2017年09月05日 (火)~2017年09月06日 (水)
- メンバー
- 友人二名
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 別当出会7:00 ~ 殿が池非難小屋10:37~ 黒凹岩11:58~ 室堂12:39 ~御前峰13:53~ 大汝峰15:29 ~ 室堂 16:20 ゆっくり休憩とりながらのペースです
- コース状況
- 整備された登山道
下山の砂防新道は 下山道が土砂崩れのため 登り道での下山になります。
室堂 素泊まり ¥5300です。要予約です。(水場あり、無料)
お手洗いは 別当出会 、殿が池非難小屋 、室堂 です。
しっかりした登山靴がおすすめです。
- 難易度
感想コメント
開山1300年の白山に行きたい!
が当初の目的ではなく、本当はチブリ尾根から別山の予定だったのですが
仲間の一人はまだ白山にいったことがなかったので、開山1300年でもあるので大汝峰からの眺めがもう一度見たくて、リーダーに相談したところ、王道道からの白山 になりました。
前日の深夜に神戸をでて、SAに休憩時非常に寒い・・。
別当出会スタートも冷え込んでいました。徐々に天気はよくなり、お花も一杯です。
秋の青空に、お花が映えます。
秋を代表する、「タカネマツムシソウ」「ハクサンシャジン」夏の花の「ハクサンフウロ」「シモツケソウ」などもまだまだ見ごろです。秋の花「オヤマのリンドウ」も花をなかなか咲かせないのに、数輪さいておりました。「イブキトラノヲ」「サラシナショウマ」は畑のようでした。「ハクサントリカブト」などの紫と、シモツケソウ、ハクサンフウロのピンクのお花で、それは美しい花街道です。
アカモノの実、コケモモの実、シラタマの木の実(サロンパスの原料)をつぶして、匂いをかいだり(笑)お花一杯で、仲間の一人は名前を覚えるのに必死でした。
黒凹岩で、ボルダリング。皆登れてガッツポーズ。
室堂までは、ナナカマドも実になっていて、気持ちの良い草原が広がります。
室堂に到着。
荷物をデポして、御前峰に向かいます。イワキキョウ、イワツメクサもでてきました。
すれ違った方に「アルプス全部見えるよ」といわれわくわくして登った御前峰は最高の展望が待っていました。剣岳~立山、槍ヶ岳~キレット~穂高~ジャンダルム。乗鞍、御嶽、南アルプス。
こんな日ってあるんだなあと展望満喫です。小松自衛隊の方に山頂で、写真撮って頂きました。ありがとうございます。
そこから、大汝峰に向かいます。いきなり、森林限界感溢れる、がれっぷりです。
がれがれを下り、池めぐりです。チングルマの果穂が一面です、。お花の時期に来たかった・・。来年こそと思い、大汝峰手前に到着です。
大汝峰行きたかった二人で、走って登りました。岩場を登ると山頂の石垣に包まれた祠があります。石垣の外壁からみる、御前峰と翠ヶ池、剣ヶ峰。 室堂から見る白山とうって変って
雄雄しい白山です。
下山して、待っていてくださった先輩が「アオノツガザクラあるよ」の一言に
千蛇ヶ池の周りをみると、咲いているのです。
千蛇ヶ池は凍っていたので、この池の周りだけ植生が違う。なんとコイワカガミも少し咲いていました。夏の高山のお花に出会ってなかったのでテンションマックスでした。
室堂までの下山道も、夏にはツガザクラが咲いているようですが、残ってはいなかったので
希少な夏のお花に会えたので、喜びもひとしおでした。
宿に入り、夕食作りがはじまります。メインのパスタ、サラダ、分業で着々料理ができていきました。乾杯して、ご飯頂きながら、ガーリックトーストも焼きながら、飲みながら
楽しい晩餐となりました。
かなりの冷え込みです。「ダウンパンツもってきたらよかった」くらいの冷え込みでした。
8時には消灯なので、前日みなほとんど寝ていなかったこともあってすぐに寝入りました。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。