[雪山入門実技講座] 烏帽子山(1225.1m)・比婆山(1264m)広島県
- 投稿者
-
原 裕輔
大丸福岡天神店
- 日程
- 2018年02月18日 (日)~2018年02月18日 (日)
- メンバー
- 実技講座のお客様:16名
ガイド・スタッフ:菊岡、前田、吉田(敬称略)
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 県民の森(60分)避難小屋(120分)烏帽子山(25分)比婆山(90分)県民の森
※歩行中の小休止もタイムに含みます。
- コース状況
- 積雪あり。深い所で180cmほどでした。
気温が高い日が続き、雪は締まっていました。
が、ツボ足だと沈みますのでワカンもしくはスノーシューの携行をお勧めします。
- 難易度
感想コメント
広島ゼロゲート店主催の雪山入門実技講座「in比婆山」に同行してきました!
今回のテーマは「雪山での地図読み」。
天気に恵まれ、絶好の地図読み日和となりました。
ご参加は16名。
初参加の方はもちろん、前回の「臥龍山」 にご参加いただいた方、去年の「比婆山」 にご参加いただいた方までいらっしゃいました。
気温の高い日が続いていたので、前回の道後山の時とは違いやや締まった雪道歩きとなりました。
とはいえ、終始積雪はありますので登山口近くでワカン・スノーシューを装着して歩き出します。
今回も菊岡ガイドによる、ワカン・スノーシューでの歩き方講座を受けてスタートです。
まずは避難小屋を目指して一列で登っていきます。
好天で気温も2月にしては高かったので、どっと汗が噴き出してきます。
樹林帯歩きで風も少ないので、多くの方がすぐにハードシェルを脱ぐような状況でした。
私自身も歩き出しからソフトシェルのみでハードシェルはザックの中。一度も日を浴びることはありませんでした。
1時間ほどで避難小屋に到着。昨年は大雪で避難小屋までに100分かかっていましたので、積雪量でまったく歩き方が変わってしまうのが雪山の魅力であり、難しい所でもありますね。
避難小屋では吉田ガイドによる、地図読み講座。
地形図とプレートコンパスを使って、山の名前を特定する「山座同定」を実施。
あーでもない、こーでもないと迷いながらも山の名前を特定できました。
その後、烏帽子山目指して歩きます。
夏山道から外れて稜線を直登していきます。
これも雪山ならではのルート選択。
地図で歩いている場所を確認しながら、急傾斜をずんずんと登っていきます。
しんどくなって俯きがちになっていた頃、ふと振り返ると素晴らしい景色が見られました。
長く連なる中国山脈、その先には白く輝く伯耆大山!
インスタ映えとはこのことでしょう。
皆さま撮影タイムがスタートです!
景色を堪能した後は再度地図読み講座。
次に目指す、比婆山への進行方向を確認します。
比婆山を経由して、また県民の森へと下って行きます。
フカフカ雪の下り歩きほど楽しい物はありません。
多くの方が笑顔で下って行きます。
もう終わり?と嘆き節の方までいらっしゃいました。
でも、それも比較的なだらかな所だけ。
スキー場横(南側)の斜面はかなりの急傾斜となり、慎重さが求められます。
最後に難関が待ち受けておりましたが、皆様無事下山できました。
雪山歩き講座・地図読み講座と盛り沢山でしたが、皆様楽しんで頂けたのではないかと思います。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
次回は3/4(日)吉和冠山で開催です。
◆「詳細はこちらのPDFをご覧ください」
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