九重 三俣山直登!

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投稿者
飯田 真仁
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日程
2018年02月26日 (月)~2018年02月27日 (火)
メンバー
単独
天候
曇りのち晴れ
コースタイム
初日 長者原(90分)諏蛾守越(50分)久住別れ(25分)久住山(15分)御池(20分)中岳(30分)稲星山(30分)白口岳(60分)法華院温泉山荘
2日目 法華院(100分)三俣山南峰(20分)本峰(20分)西峰(20分)諏蛾守越(60分)長者原
コース状況
・ほぼコース全体に雪がありました。アイゼン必携です。
・白口岳~鉾立峠間と坊ガツル~三俣山南峰間は急斜面のため注意して下さい。
 念の為、12本爪アイゼンを使用しました。
・三俣山南峰~本峰~西峰間は特に雪が深く、踏み抜くと膝下くらいでした。
・三俣山西峰~諏蛾守越間の雪は少なく、滑りやすい泥道でした。
難易度
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感想コメント

気になっていた坊ガツルから三俣山の直登コースに挑戦してきました。

初日は長者原から凍った御池を経て、白口岳から法華院を目指すコース。
朝のうちは晴れていましたが、諏蛾守越に着く頃にはガスガスに。おいおい大丈夫かよ、と思いつつ久住別れでアイゼン装着。
時折青空はちらりとするものの、ガスガスの久住山に登頂。登ってくる方々は牧ノ戸峠からでしょうか。長者原の駐車場はガラガラでした。
気を取り直して御池へ。雪をかぶり、凍結した池はなんとなく荘厳な雰囲気。中岳にて九州本土最高峰を踏み、稲星山から白口岳へ。途中鞍部への下り口がわからず右往左往。ヤブに突っ込んだり踏み抜いたり散々な目にあった挙句、先行者のトレースに合流。白口岳の途中でトレースの主にお会いしました。ありがとうございました!
白口岳に着く頃にはぼちぼち青空も広がり出し、いいお天気に!しばしぼんやり休憩します。日焼けが気になりますが、雨蓋に入れていたはずなのに出てきません。忘れてしまったようなので気合で乗り切ることに。
さて法華院に下ります。頂上直下の岩場は緊張しますが、後はうっすら残ったトレースを鉾立峠まで下り、アイゼンを外して身軽に法華院へ。温泉!生ビール!を堪能し、夕ご飯(チキンカツとおでんでした)を腹一杯食べ、就寝。この日は空いていたので個室を一人で使わせていただけました。

さて2日目。いよいよ三俣山直登コースへ挑みます。
朝食は鶏肉と卵のカレー煮が美味でした。もちろんご飯おかわり!パワーをいただきました!そして今日は快晴!
まずは坊ガツルまで下り、看板のところから取り付きます。初めは緩やかですが徐々に階段混じりの急登に。
時折雪が切れ、滑りやすい泥道になりますがアイゼンのまま乗り切りました。おかげでアイゼンがドロドロに。岩場も出てきて四苦八苦。木の枝など、掴めるものはなんでも動員してよじのぼる感じです。さらに快晴のお天道様がジリジリと炙ってきます。とにかく色々きつい登りです!
傾斜が緩み、ついに三俣山南峰到着!やった〜!
アイゼンを外し泥をはたき落とします。労働基準法に抵触するほどの激務を課してしまいました。
本峰を経て西峰へは踏み抜きに苦しみ、諏蛾守越に到着。一気に長者原まで下山。
温泉は花山酔に行きましたが、鏡を見てびっくり。日焼けで鼻がジャッキーチェンの映画、「酔拳」の師匠のように真っ赤になっていました。こ、これは仕事に支障をきたすのでは。ちなみに日焼け止めはザックの底から出てきました。とほほ。

雪の九重は最後の機会でしょうか。次回はミヤマキリシマの時期に来たいと思います!

フォトギャラリー

三俣山への途中、坊ガツルを見下ろす。

朝の長者原。

予想外に雪があり、大喜びの元新潟県民。

が、山頂はガス。

御池は凍結。はじっこはちょっと溶けていた模様。

初日のボス、白口岳。

登頂!お、晴れてきた。

焼けるのも構わず絶景を堪能。

白口岳から鉾立峠へ。核心部を振り返る。

温泉入ったらあとはこれでしょう!

ちょっと食べてしまってから慌てて写真を撮りました。

翌朝、三俣山南峰へ直登!

けっこう地面が見えています。

そ、そうですか。

岩場もあり、きつい登りです。

山頂が見えた!

傾斜が緩んでくると…。

三俣山南峰到着!しんどかった!

下りはドロドロ。

ただいま~。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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