大所帯賑やか山行～愛鷹山～

いつものAの会に誘われてほいほい行ったら、近年稀にみる大人数でビックリした。

山神社駐車場で待ち合わせ。広くて簡易的だがトイレもある。周りは杉林。世の中真っ黄色。嫌な世界だ。
ちなみに春は花粉症対策のため、内外問わず薬漬けで登るスタイル。対策はし過ぎて損は無い。

という訳でスタート。いざ！という感じではなく、こう・・・ヌルッと？という辺りにのんびり加減が出ていた。山神社鳥居を潜って、黙々と登る。先頭はガイド資格保有の安藤さん。その後ろにAの会会長が続く。後ろの若人がとても元気で、そして会長がいつも通り過ぎてホッコリ。でも無駄に足踏みして花粉を散らさないように。お願いしますよ、えぇ。

気温はグングン上がり、早くも半袖。季節感無いなぁ、とか思ったが、後ろの若人の一人は半袖半ズボンの夏仕様だったので結論言えばそんなもんです。

さてさて、黒岳との分岐に来ました。折角だから行ってみっかと話し合いで決定。一瞬急になるも、平和な道が続く。そして黒岳では富士山が大きく見え、暫し賑やかな写真タイム。「きゃー！富士様ぁ！」

分岐まで戻り、更に進む。雪が出て来た。アイゼンなんか意味がない、お腐れ様だ。歩きづらい。夢中になって歩いたせいか、「分岐は！？過ぎたの！？」と会長が動揺していた。「何言ってんすか、Aさん」と安藤ガイドの冷静なツッコミが炸裂する。

所々狭くなりながら、無事に山頂に到着。正午過ぎなせいか、モヤっていて何も見えん。しかし気を取り直して、ランチタイム突入。キーマカレー(withナン＆ライス)、コンソメスープ、つくねがメイン。デザートにフレンチトースト、こだわりブレンドコーヒー。

ちと豪勢すぎましたかね？緊急処理係が出動して「腹が・・・！」とかやってるんですが。

そんな中、切れた花粉対策薬の摂取と料理に夢中になっていたため、写真を撮り忘れた＆ゴーグルの曇り止めを誤って鼻に塗るという意味不明な失態を演じて一人焦っていたのは秘密。

量が多ければ時間も食うわけで、気付けば結構な時間が経過していた。いそいそと撤収し、来た道を引き返す。往きは曲がりなりにも雪だったものが、帰りは水になっていた。水溜り地獄である。グチョグチョになりたくない人はスパッツ着用を推奨するが、そんなことを気にする者は皆無だった。雪と水溜りが無くなれば平和そのもので、駐車場までまっしぐら。あっという間だった。気がする。