東海 花の山㉝ 癒しの森と姥ヶ岳~サンカヨウと水芭蕉

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投稿者
本田 康之
イオンモール各務原店 店舗詳細をみる
日程
2018年05月21日 (月)~2018年05月21日 (月)
メンバー
名古屋栄店 本田康之
他1名
天候
晴れ
コースタイム
平家橋駐車場(60分)平家平登山口(90分)ブナの森休憩所(30分)水芭蕉群生地(50分)姥ヶ岳(35分)水芭蕉群生地(15分)ブナの森休憩所(25分)トチの木広場(40分)平家平登山口(40分)
コース状況
アプローチ
・マイカーは国道157線巣原橋から林道を平家平の標識に従い進みます
(国道157号は5月末まで冬季規制がありますが、ここまでは車が入れます。ただし、この時期は岐阜県から入る場合の温見峠は通行できませんから、福井県周りで入る必要があります)
・公共交通期間は現実的ではありません

①平家橋駐車場とその上の平家平駐車場があります。平家橋にある通行止の看板がありますが、この先、平家平の作業車が通行する道ですが、進んでも支障はありません。
②平家橋駐車場~平家平登山口にも遊歩道があります(平家橋を渡ってすぐに右折する登山道)
③平家平駐車場に平家平のイラストマップがあります
④平家平登山口から5回ほど林道が交差します
⑤大トチノキの広場へは3本目交差と4本目交差の林道間にあり、どちらかから林道に進むと分岐があります。各々、標識を立てていた木柱がありますが、標識自体はなく、地図で確認するしかありません。また逆にこの3本目と4本目の林道の間の登山道にはサンカヨウ・キクザキイチゲ・ピンクのミヤマカタバミの群生が見られます。
⑥大トチノキの広場に水芭蕉群生地があり、他にイチリンソウ・ニリンソウ・カタバミの大群生もあります
⑦最後の林道交差を過ぎると、セリバオウレンの大群生があります
⑧平家平の終点にはブナの森があり、休憩用ベンチがあり、ここが癒される空間
⑨このブナの森の先に雪渓が残り、斜面のトラバースが残雪状態ではやや歩きにくくなります
⑩姥ヶ岳との鞍部に水芭蕉自生地があります
⑪山頂付近にはカタクリの群生があります
⑫山頂から向こう側の踏み跡を進むと、能郷白山の展望が得られます
難易度
Google Map
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感想コメント

姥ヶ岳(うばがたけ・1453m)は山頂近くの洞穴に山姥が住んでいたという伝説からきていて、山頂付近は南北に長い山容。中腹に広がる高原状の斜面が平家平で昔、平家の落人がここに隠れ住んでいたといわれ、すばらしいブナ林が広がり、散策コースが整備されています。
残雪が溶けた頃、この山の下部はサンカヨウ・セリバオウレン・ピンクのミヤマカタバミの大群生があり、中間部に水芭蕉、山頂付近にはカタクリが見られるこの時期は平家平の新緑がまぶしいくらいに爽やかで最高の山になりますので、ゆったり登る時間を取りました。今回はサンカヨウと水芭蕉が同時に見れそうな時期を狙ってきましたが、今年はやはり開花が早いのか、逆にサンカヨウが咲きだした頃合になっていました。水芭蕉の湿地は群生の面積が小さく、小ぶりの物が多く、見た感じあまり葉っぱもなく、咲き乱れる感じもなさそうで、今年はこんな感じなのかと思いました。山頂付近のカタクリは今、開花しましたと言わんばかりに初々しく、登山道いっぱいに広がり、花の稜線といった感じ。山頂からはまだ残雪が残る白山や正面に残雪が溶けた荒島岳が大きく見え、薮を掻き分けた反対側には昨年、この時期に登った能郷白山が顔を見せてくれました。
平家平の新緑は素晴らしく、休憩用のベンチでしばらく寝たくなるような癒しの森。この森の中だけでも来る甲斐がありますが、今日は目的の花が全て拝めたので、大満足の一日でした。

フォトギャラリー

癒しの森・平家平のブナ林

平家平登山口

ピンクのミヤマカタバミ

キクザキイチゲ

サンカヨウはこれから咲き乱れます

初々しい座禅草

しばらく林道と並行します

最後の林道交差

セリバオウレンが登山道いっぱいに咲いています

癒しの森

イワウチワはおわりかけ

残雪のトラバース地点

水芭蕉は小ぶり

山頂部は緩やか

カタクリが満開

山頂手前の雪渓から白山・経ヶ岳・荒島岳・

山頂の先から能郷白山

大トチノキ広場

この広場にはイチリンソウ・ニリンソウの群生

登山口から明日、登る銀杏峰

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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