海の見える伊勢の山　宿浅間山と田曽浅間山

志摩半島の五ヶ所湾先端にある宿浦・田曽浦地区（宿田曽地区）はかって遠洋漁業が盛んで、特に田曽浦は全国のカツオ一本釣り漁船の1/3を占める日本一のカツオ一本釣り漁業の郷として知られます。
宿浅間山（しゅくせんげんやま・181ｍ）と田曽浅間山（たそせんげんやま・163ｍ）は600ｍ隔てて並び合い、各々、浅間神社が祀られています。海に近い為、各々ある展望所からは太平洋が見渡せます。更に先端部の小半島には田曽灯台や三崎さんを巡るコースが続き、冬の時期でも温暖でこれらを含めるといいハイキングコースになります。三崎さんは地元の方の呼び方のようで半島先端部の不動明王のことを指すようです。灯台～三崎さんまでの道は海に近くなり、下に絶壁が見える箇所もあり波の音も聞こえ、さらに先端の三崎さんは絶壁で太平洋の荒波が味わえます。