休館日に丹沢へ~魔の階段山行~
- 投稿者
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浅見 直紀
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2019年02月13日 (水)~2019年02月13日 (水)
- メンバー
- 町田店のそれはそれは愉快な仲間たち
- 天候
- 曇/雪
- コースタイム
- 大倉バス停 →(180分)→ 花立山荘 →(40分)→ 塔ノ岳山頂 →(140分)→ 大倉バス停
- コース状況
- 花立山荘から上に少量雪があるものの、軽アイゼン・チェーンアイゼン不要
- 難易度
感想コメント
休館日を利用して、丹沢は塔ノ岳へ行って来た。ルートは大倉尾根の往復。しびれる。
小田急渋沢駅に集合し、バスで大倉登山口へ。降り立ったらコンビニが開店していてビックリした(ちなみに電子マネーも使えるらしい)。
ふにゃふにゃと準備運動をして出発。これが後に悪夢をもたらす・・・。
ともあれ、個人的にはなんと!5ヶ月ぶりの山!今年に入ってから今一体調が優れぬこともあり、震えるハートが燃え上がる程ヒートしていた。
いやでもジャケット脱いでシャツになる程暑くなるとは予想外でしたよ、えぇ。
雪は一切ない。雰囲気は「寒さが戻った春」だ。あわよくばアルバイトの若人にアイゼンを貸し出すつもりでいたので肩透かしも良い所である。そんな汗をかく我が前を行く某アルバイトは、しかしジャケットを脱がず、どころか汗の一つもかいていない。素晴らしく高スペックな体温調整能力じゃあないか。どうやったら出来るのか、是非ともインタビューしたい。
そんなこんなで見晴茶屋を過ぎて階段ゾーンに突入。大倉”尾根”じゃなくて、もう大倉”階段”で良いんじゃなかろうか。無言。ひたすら無言。先頭を行く若人が何でニコニコしていられるのか摩訶不思議。え?階段苦手?嘘をついちゃあいけませんよ。
そして花立山荘に着こうかという頃、階段のダメージが限界を超えた。股関節痛いなぁ・・・と思って居たら、メンバーの一人が離脱を決意。恐ろしい。恐ろし過ぎるぞ、大倉階段。元気だった者を行動不能に陥れるその威力、正しく”魔の階段”。離脱するメンバーに付き添う形で我らが松尾店長も下山。
花立山荘から上は一気に雪景色。遠くに見える尾根が満開の桜(ホワイトver.)みたいで面白い。が、どこまでもアイゼンは不要。ホコリと見紛う極少量の雪が舞っていて風が強めなくらいで、なんら問題なく歩ける。が、外でランチという訳にもいかないので塔ノ岳に着いたら尊仏山荘に直行した。山頂は真っ白けで景色も何も無かったデスヨ。
お茶代を支払って中で食事をさせてもらい、軍隊の行軍よろしく粛々と出発。樹林帯に入ってからの記憶がございません。黙々と歩いた。本当に機械的に。
大倉バス停に着いたらバスが居て、飛び乗って帰った。もう股関節が痛い。ワタクシも階段でヤラれていたのか!?ふにゃふにゃと準備運動しただけで登って、整理運動もロクにしていないので自業自得。訊けば大なり小なり全員痛ぇ痛ぇ言っていた。恐るべし大倉階段。
5ヶ月ぶりの山としては荒行だったかなぁと思いつつ、暫くの間は階段を見たくないと思うのであった。
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