高畑山 / 鈴鹿
- 投稿者
-
上田 哲也
グランフロント大阪店
- 日程
- 2019年10月15日 (火)~2019年10月15日 (火)
- メンバー
- グランフロント大阪店:上田
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 鈴鹿峠・登山口~10分~鏡岩~70分~高畑山(773.3m)~60分~鈴鹿峠・登山口
- コース状況
- 足元がザレている所、急な登り下り等、危険箇所多数あり。
水場:なし
WC:鈴鹿峠の万人講常夜燈の所にあり
- 難易度
感想コメント
滋賀県と三重県の県境にある鈴鹿峠から高畑山に行ってみました。
万人講常夜燈のある鈴鹿峠・登山口から出発。近江国と伊勢国の境にあった高さ5.5mの巨大な常夜燈は遠くからでもよく目立ち、峠越えをする旅人にとって灯台のような存在だったと思われます。約10分で鏡岩に到着。鏡岩は山賊が旅人の姿をこの岩に映し、危害を加えたことから「鬼の姿見」と呼ばれています。
ザレ気味の急斜面を登って行くと景色の良い稜線に出ますが、鈴鹿から甲賀にかけて連なる山脈は非常に険峻で、激しい上り下りが続きます。昔の山賊が移動に使った道というだけあって、切り立ったヤセ尾根や岩場、急登があり、追っ手をかわすには最適のルートだと思いました。因みに西の端にある油日岳は甲賀忍者の修行地として知られています。源義経の家来であった伊勢三郎義盛も元々鈴鹿の山賊だったとか忍者だったとか言われていますが、山賊と忍者が交差するこの辺りが活動拠点だったのかもしれません…。
危険箇所のナイフリッジはヤセ尾根部分より先の岩場の急斜面が核心部分でした。下る際はご注意下さい。出発から80分で高畑山の山頂に到着。気温18度。展望抜群の山頂でしたが、風がきつくて非常に寒かったです。帰路は同じルートで戻りました。
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