赤い羊を求めて・・紅葉真っ盛りの大川入山
- 投稿者
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本田 康之
イオンモール各務原店
- 日程
- 2019年10月30日 (水)~2019年10月30日 (水)
- メンバー
- 名古屋栄店 本田康之
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 治部坂高原駐車場(3分)治部坂高原登山口(30分)横岳(63分)大川入山(33分)恩田大川入山(51分)あららぎ高原登山口(10分)あららぎ高原スキー場レストハウス(21分)寒原バス停
寒原10:21⇒治部坂高原9:45(浪合村コミュニティーバス)
- コース状況
- アプローチ
・国道153号で治部坂高原へ
・公共交通機関はJR飯田駅から信南交通バスで駒場、駒場から西部コミュニティーバスで治部坂で行けますが、本数は少なくむずかしい
➀治部坂高原に無料駐車場があります
➁ジャム工房(9:00~18:00)とミュー自然美術館沿いにトイレがあります
➂治部坂高原からのコースは下部が木の根っこが張りめぐらせた傾斜のある登山道です
➃横岳からしばらく傾斜が緩やかな尾根道で小ピークを超えていきます
➄最低鞍部から山頂まで傾斜が増しますが、途中から笹原になり展望が一新します
➅赤い羊は笹原途中から向こう側の尾根にかけて、また山頂にかけて見られます
➆山頂からあららぎ高原方面へ少し進むと、恵那山などの展望が効きます
➇恩田大川入山方面は分岐から既に道が見当たらず藪のようです
➈恩田大川入山分岐からあららぎ高原までは忠実に尾根を下りますが、緩やかです
➉あららぎ高原からのコースはスキー場のリフトの途中からトラバースした箇所です
⑪あららぎ高原スキー場は2018年は営業せずで、トイレなどは使えない模様
⑫あららぎ高原は道路の進入路でバリケードがあり、進入禁止になっています
⑬あららぎ高原~国道寒原は結構、遠く感じます
⑭寒原バス停は国道の飯田行側にあり、バスが来たら手で会図します
⑮立ち寄り湯は浪合村方面は不動温泉花菱が880円(11:00~~19:00)、平谷村方面はひまわりの湯が600円(10:00~20:00)
- 難易度
感想コメント
大川入山(おおかわいりやま・1908m)は南信州の山で広義にとると北の経ヶ岳から南西端の恵那山、そしてこの大川入山が中央アルプス南端の山として知られ、信州百名山の一つにもなっています。昔の人は大きな谷の奥に入ったところにある美しい山容を持つ山ということで、その名を付けたとのことで、南側の蛇峠山から見ると三角形のきれいな秀峰の姿でわかりやすい。
国道153号が山麓を走ることからアプローチしやすく、私も10年以上前の冬に登っています。この山には秋の赤い羊、初冬の白い羊というのがあり、山頂直下の笹原に点々としたツツジが放牧された羊のように見えるのですが今回はその赤い羊を求めて、登ってきました。
以前も治部坂高原から登っていますが、木の根っ子の凍結でとても歩きにくい覚えがあり、ここを下るのを避けて、あららぎ高原側に下山する周回コースにしました。太陽の当たり具合からして、早朝から登った上で朝には山頂付近に着くと赤い羊がきれいに撮れると考えて6時15分には出発、国道を走るコミュニティーバスをうまく使う為には持ち時間は約4時間でなるべく急いで歩くことにしました。もちろん今の時期は木の根っ子の凍結はなく、一気に横岳まで駆け上りました。横岳から2つの小ピークを越えていきますが、まだまだ遠くなかなか大川入山の懐には入りませんが、傾斜も緩く快適な尾根道が続き、カラマツの紅葉がなかなかきれいです。また最低鞍部付近は紅葉真っ盛りで熊笹とよくマッチしていました。最低鞍部からしばらくすると熊笹帯が出現し、いよいよ赤い羊地帯です。1週間くらい前が見頃だった感じですが、赤い羊は見れました。鈴鹿の竜ヶ岳に比べ、規模も小さく遠方なので私のカメラではうまく上手く写りませんが雰囲気は撮れました。
大川入山は特に、頂上直下のこの笹の斜面からの眺望はすばらしく、白くなった中央アルプス・南アルプスや愛知県側の茶臼山などが確認できました。
なお、この山は阿智7サミットの一つで7つ登ると認定バッジがもらえるキャンペーンをやっていまして、今年は4月29日~11月30日までだそうで、2014年から実施されています。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。