関西 花の山(63)無名の高畑山とミツマタ群生
- 投稿者
-
本田 康之
イオンモール各務原店
- 日程
- 2020年03月19日 (木)~2020年03月19日 (木)
- メンバー
- イオンモール各務原店 本田康之
他1名
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 林道入口(35分)林道終点(15分)高畑山(10分)林道終点(20分)林道入口
- コース状況
- アプローチ
・国道306号沿い、県道34号分岐付近に林道分岐があります
・公共交通機関は近江鉄道多賀大社前駅から霧ヶ原(佐目)まで多賀町コミュニティーバスがあります
➀林道起点前に駐車スペース1・2台程度。路上駐車はできませんので、駐車できないなら、佐目の高室山登山口駐車場を利用するとよいですが、ここにはトイレがあります。
➁林道は入口に鎖ゲートがあり、未舗装です。標識はいっさい、ありません
➂林道を進むと、沢を挟んで二股に分かれます。ここを右に進むと高畑山方面へ、左に進んでも林道終点の獣よけネット(2箇所通過)から高畑山へ進めます。
➃高畑山は一般登山道ではないですので、山頂以外は標識などいっさいありませんが途中からテープはありますので、地形図でしっかり見てください。送電線がポイントです。
- 難易度
感想コメント
高畑山(たかはたやま・417m)は滋賀県多賀の佐目集落にあります。佐目は今年の大河ドラマの主役の明智光秀の生誕の地(現在、6ヶ所が名乗りをあげています)の一つとも言われています。
鈴鹿で高畑山といえば、南鈴鹿の縦走路にありますが、隣の高室山は有名でもこちらは無名で山と高原地図にも登山道は載りませんので登山口の標識などはいっさい、ありません。
しかしながらこの山から高室山までぐるっと周回するコースは歩かれています。
今日の目的はその途中にあるミツマタの群落で、そろそろ咲き乱れるかと思い登ってきました。
他の花と違い、暖かくならないと開花しないというのはないので、朝一番に登りましたが、今朝の日の当たらない林道はひんやりです。林道スタートしてすぐに、堰堤ダムのきれいなミニダム湖裏にミツマタが現れましたが、ここはやや色がまだまだ。その先、林道を歩いて、先ほどのダム湖に流れる沢沿いに一面のミツマタ、崖になるので上から鑑賞しますが、ミツマタの匂いが上に上がってきて、いい匂いがするほどぎっしりでまるでミニランタンのよう。
しばらくすると下れる箇所があったので写真撮影します。その先、林道が二股に別れる地点に来ると斜面に一面のミツマタ群生ですばらしい。高畑山へは後で調べるとここを右へ行くみたいだが、わからず、左へ進みますが、この左側の林道沿いは右も左もミツマタ林でちょうど見頃かと思えます。林道は獣よけネットで終わり、地図を見ながら、ここを越え、送電線で位置を把握し、ここから高畑山へ向かいます。右手の送電線へ踏跡があったのでここを進むと小高い丘へ。ここから獣よけネットをもう1回潜ると、完全な登山道へでました。おそらく、この獣よけネット沿いに下へ進むと、先ほどの右の林道にでるのではと思います。ここからはきれいな踏跡で尾根沿いに進むとすぐに山頂へ。さすがにあまり人が入らない山なので倒木が多く、山頂も樹林帯の中でこの山だけを目指す人はまあいないでしょうという山頂でした。写真を撮ってすぐに退散し、また元の林道へ帰ると、日が当たり、輝く黄色のミツマタが綺麗でした。
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