戸隠連峰最高峰 百名山の高妻山
- 投稿者
-
酒井 健
さいか屋藤沢店
- 日程
- 2020年08月25日 (火)~
- メンバー
- 妻
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 駐車場<20分>一不動避難小屋<75分>五地蔵山<120分>山頂<80分>弥勒尾根分岐<110分>登山口<25分>駐車場
- コース状況
- 滝横の登りや崖のトラバース、足場の悪い急登、細かなアップダウン、とハードなルートですが登山道は整備されており迷うような場所はありません。
コースタイムが長いので早朝出発がおすすめです。
感想コメント
昨日に引き続き戸隠連峰へ。今日は最高峰の高妻山。
戸隠キャンプ場を通り、戸隠牧場を抜けて登山口へ。
一不動避難小屋までの核心は滑滝脇の登りと切れ落ちた崖のトラバース。しばらくは沢沿いを緩やかに登りいきなり滑滝に。おっっ、これ登るの?と一瞬ひるむだろう所ですが、ちゃんと脇にロープが設置されておりそれを使えば大丈夫。あせらずしっかりロープを掴んんで一歩づつ。その先には切れ落ちた崖のトラバースが。遠くから見るとどこに足置くの?的な感じですが、取り付けば細いながらもちゃんと足場があり鎖も。鎖の長さが微妙でちょっとおかしな体制になりそうですが、ここも一歩づつ。
一不動避難小屋を過ぎると細かなアップダウンの続く稜線歩き。
ネット情報によると、ここには数字の後ろに仏の名前を組み合わせた不思議な地名が付いており、これは仏教の十三仏と呼ばれ、亡くなった人を浄土へと導く仏様たちなのだそう。一の不動から始まり釈迦、文殊、普賢、地蔵、弥勒、薬師、観音、勢至、阿弥陀、阿しゅく(高妻山山頂)、大日、虚空蔵(乙妻山山頂)まで続いていくんだとか。それを一つづつ辿っていきます。目標あると楽しい。
途中木々の隙間から白馬連邦が見えました。頭上が開けた尾根からは妙高山。山頂の展望に期待!(ですが、、、)
六弥勒の先で下山路の弥勒尾根分岐。ここから山頂までコースタイムは2時間!!!
七、八、とアップダウンを繰り返し九勢至。いよいよここから最終段階の急登です。尾根上に先行者の姿が見えます。あそこを登るのか、、、
所々ロープや鎖場があり、足場もどんどん悪くなってきます。そして雲行きも、、、
十阿弥陀から少し歩いてようやく高妻山に到着。が、山頂は霧に包まれて真っ白。大展望は全く見えません(泣)やはり夏は日が昇るほど天候が怪しくなってきますね。
休憩をとっている間に少し晴れ間があったりしましたが、周りの山々はほとんど見えませんでした。
下山は分岐まで戻って弥勒尾根を下ります。急坂が続きますがかなりの急登ですでに酷使されている腿筋にはなかなかキツイ。ようやく着いた牧場では牛や馬がのんびりと草を食んでました(笑)
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。