テント泊で初秋の大キレット 3日目

このエントリーをはてなブックマークに追加
投稿者
日下部 友哉
横浜西口店 店舗詳細をみる
日程
2020年09月14日 (月)~2020年09月16日 (水)
メンバー
単独
天候
曇り晴れ
コースタイム
3日目
行動時間:6時間55分+休憩1時間10分
南岳小屋(60)長谷川ピーク(60)北穂高小屋(10)南稜分岐(80)涸沢(40)本谷橋(45)横尾(40)徳沢(40)明神(40)上高地
累積獲得標高:554m
歩行距離:18.56km
コース状況
・南岳小屋から最低コルへの下りはザレ場、ガレ場、浮石も多い。
・長谷川ピークからA沢のコルは足場狭い。断崖絶壁。
・飛騨泣きは南岳→北穂の場合はそんなに気にならないが、北穂→南岳だと足場を探すのに手間取りそう。
・北穂から涸沢はまだまだ岩場。気は抜けない。
・南岳~涸沢でヘルメット着用。

■気温
南岳小屋 4:30 5℃
北穂高小屋 8:20 11℃

朝一はメリノ長袖Tシャツ+アクティブインサレーション+レインジャケット。
途中からメリノ長袖Tシャツ+レインジャケット。フリースグローブは付けたり外したり。涸沢~上高地はメリノ長袖Tシャツ。

この時期はレイヤリングが難しい。ベースレイヤーもメリノ半袖Tシャツかメリノ長袖Tシャツどちらで行くか悩むところ。
難易度
Google Map
  • スタートナビ
  • おとな女子登山部

感想コメント

初秋の大キレットへ。
1日目はこちら⇒△1日目△
2日目はこちら⇒△2日目△

■3日目
夜はずっと風が強く、風の音と寒さで深い眠りにつけずでした。夜中に1度目を覚まして空を確認。この日も凄い星空でした!一応写真は撮りましたがピントが全然合っておらずお蔵入りです(笑)もう少し寝ます。4:00頃アラームをかけて置いたのですが、気付かず少し寝坊。ささっと朝食食べて、テント撤収します。太陽が登って笠ヶ岳を赤く照らします。

いよいよ大キレット。南岳から北穂高へ。いきなり結構な下りで、ザレ場、ガレ場、鎖、浮石とかなり歩き辛いですが慎重に歩きます。最低コル辺りにくると少し歩きやすくなります。この辺でウェア調整。飛騨側からの風が強く冷たかったので朝一はメリノ長袖Tシャツにアクティブインサレーション、レインジャケットと重ねてましたがこの先登り基調になるのと、体が温まり、気温も少し上がってきたのでアクティブインサレーションを脱いでレインジャケットのみに変更。長谷川ピークは高度感ありますね。左右は断崖絶壁。足場はしっかりあるので1歩1歩確認しながら通過します。A沢のコルで小休止しながら振り返ると長谷川ピークは結構大変そうな場所です(笑)そして北穂高への登りはほぼ壁ですね(笑)鎖や梯子など岩場はまだまだ続くので気は抜けません。北穂から来た方何組かとすれ違いましたが、渋滞することなく順調に進めました。飛騨泣きは南岳→北穂高岳だとそんなに気にならず(この辺りは経験値によって感想は違うかもですが)。その先の登りもへばるへばる。。。

無事、念願だった大キレットを通過して北穂高小屋に到着♪いやーなかなか大変でしたが楽しかった!コーヒーとあんパンをいただきながら大キレット周辺の景色を楽しみました♪

北穂高岳にさくっと登って、涸沢へ下ります。去年登った奥穂、前穂カッコ良い♪北穂高南稜のテント場もテント泊してみたいところではありますがトイレが遠すぎる。。。絶景は間違いなさそうですが。涸沢への下りはまだまだ岩場。気は抜けません。でもあっという間に涸沢に着いて、涸沢ヒュッテでラーメン休憩♪少し雲が多めでしたが、穂高稜線は少し青空が見えてきました。上部の草紅葉は始まっていますが、下の方はまだまだ去年に比べると少し遅そうな予感。

涸沢からリズム良く下って、行きは我慢した徳澤園でコーヒーソフト♪山の上から下りてきたから河童橋周辺はそこそこ観光客がいらっしゃったような気がしましたが、例年みたいなバスツアーの数がないので少ないんでしょうね。

5連休をいただいていて本当はがっつり縦走したいところでしたが、今年はコロナ禍で天気が荒れた場合にテント泊から例年通り小屋に逃げ込むことはしづらい環境にあるので、天気が良さそうな3日間に短縮しました。天気に恵まれ見たい景色も見れ、今回も最高な縦走でした!

フォトギャラリー

3日目 いよいよ大キレットへ

空が赤くなる~

最初の下りはザレ場、ガレ場など慎重に。

最低コル辺りか?この先は登り基調

振り返る。なかなか大変な下りだった

ウェアを整え、長谷川ピークへ!

長谷川ピーク!断崖絶壁!

A沢のコルから 行く先はほぼ壁です(笑)

ちょっと登ったところで振り返る 長谷川ピークはなかなかすごい場所です

鎖や岩場がずっと続く

飛騨泣き

歩いた大キレット

北穂高小屋まであと少し

無事、大キレット通過!祝福のコーヒーとあんパン

前穂と北穂南稜テント場

涸沢へ下ります~

涸沢到着

ほんの少しだけナナカマドが色づいてきている

徳澤園でコーヒーソフト

なにやらノースフェイスのジオドームが?

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

この記事を見た人は次の記事も見ています

アクセスランキング

横浜西口店 - 登山レポート

同難易度の登山レポート

  • スタートナビ
  • おとな女子登山部